【必見】調剤ミスが多い人の改善方法|正確で早いピッキングのコツも紹介

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「いつもピッキングでミスって怒られてしまう」

「調剤ミスが多くて薬局の雰囲気が悪い」

と思うことはありませんか?

薬局で調剤ミスが多いと患者さんにも迷惑がかかるし、薬局内もピリピリして居心地が悪いですよね。

では調剤ミスを減らすことはできるのでしょうか?

そこで今回は

記事の内容
  • 調剤ミスの改善方法
  • 調剤ミスを犯しやすい人の4つの特徴
  • 調剤ミスを誘発しやすいやばい薬局

について詳しく解説します。

この記事を読めば調剤でミスが少なくなり、安心かつ快適に仕事ができるようになります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

調剤ミスが多いときの5つの改善方法

調剤ミスが起きやすい時は、いつくか改善方法があるので試してみてください。
ここでは5つの方法を紹介します。

①声出しや指差し確認

調剤するときは指差しや声出しはミスを軽減するのにかなり役に立ちます。

恥ずかしいとか面倒などと思う人もいますが、侮ってはいけません。
処方箋と薬をきちんと見ているようで見ていないものなのです。

実際にやってみるとわかりますが、意外と見違いを見つけやすくなるのです。

ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、調剤ミスが多い人はやってみましょう。

②目の前の処方箋に集中する

調剤ミスを少なくするため人は、目の前の処方せんに集中しましょう。

調剤ミスが多い人は、注意力が散漫な傾向があるあらです。

患者さんは次々くるとあたふたしてしまって、しっかり処方せんを確認せずに調剤してしまうことが多いのです。
たしかに、待合室いる患者さんをみると焦ってしまいますよね。

外来が混んだ時こそ、目の前の処方箋に集中すると心に決めて確実に調剤しましょう。

③考え事や話しながら調剤しない

調剤するときは、他のことを考えたり誰かと話しながら調剤するのはやめましょう。

他のことに気が向いてしまうと、高確率で調剤ミスをしてしまいます。

・薬の棚を1段ずれて取り出してしまった。
・規格をきちんと確認しなかった。
・頭文字二文字くらいで判断してしまった。

このように、気が散っているのでミスが起きやすい状況になってしまうのです。

調剤するときは、他のことを考えたり、雑談しながら調剤してはいけません。

④慌てないで確実に棚から取り出す

調剤するときは、慌てる必要はありません。

外来が混んできた時などは、急いで薬を出したい気持ちはありますが、それがミスにつながります。
薬剤師の仕事は、安全にかつ確実にお薬をお渡しして薬を飲んでもらうこと。

早く薬をだすのも大切ではありますが、まずは正確に薬をだすことに重点をおいた方がいいでしょう。

慌ててしまうと、正確な判断ができなくなってしまうので、1つずつ確実にこなしていくことが大切です。

⑤調剤台を整理整頓する

調剤のミスが多いときは、調剤代の上を整理整頓しておくこともおすすめです。

調剤台の上に空き箱や、ヒートのあまりなどをおきっぱなしにしてしまうと、意識がそちらに向いてしまいミスの原因になってしまいます。

面倒でもその都度、空き箱は発注箱やゴミ箱などにいれて、ヒートのあまりや、アルミの包装紙なども捨てましょう。

調剤ミスが多い人の4つの特徴

調剤ミスを起こしやすい人には共通点があります。
以下で調剤ミスをしやすいひとの特徴をまとめていますので、ここで確認しておきましょう。

①焦っている

調剤ミスが多い人は、心に余裕がなくいつもあせっています。

仕事が忙しくて、気持ちが焦ってしまうと処方せんを見た時になんとなくイメージで調剤してしまったり、規格まで確認しないで投薬してしまうこともあるのです。

また、ゆっくり調剤したくても周りの薬剤師に遅いと言われる場合や、患者さんからクレームなどがあり急がないといけない場合もあります。

焦る気持ちも理解できますが、調剤過誤は許されないので、視線が気になってもゆっくり作業するようにしましょう。

②知識が足りない

知識が足りない薬剤師は、調剤が遅い傾向になります。

・薬局に置いてある在庫の知識
・薬の複数規格などの知識
・薬の棚の位置
・一包化や分包機の使い方
・よく出る薬と、たまに出る薬の違い

このように、薬局ではいろんな知識が必要になってきます。

調剤といっても、薬を取り出す以外ににもさまざまな知識が必要なってくるのです。

③上司や先輩に萎縮している

調剤が遅いのは、先輩や薬局長に怒られて萎縮してしまっている可能性があります。

本来なら普通に仕事ができるのに「怒られたらどうしよう」「ミスしたら大変だ」など過剰に心配になってしまい調剤が遅くなってしまうのです。

さらに「怒られないようにしよう」などとそちらに意識が向いてしまい、結果的に注意力が低下し間違ってしまうなどの悪循環に陥ることもあるのです。

似たような事例で、同じ患者さんに同じ間違いをするというのもあります。

患者さんの場合も同じで、今回はきちんと調剤しようと注意しているつもりが、処方箋の中身をきちんと確認できていないこともあるのです。

薬歴や支援票に頼りすぎてしまっていることが原因です。

過去の失敗などに過度の怯えず、目の前の処方箋に集中しましょう。

④思い込みが激しい

思い込みが激しい人は、かならず調剤ミスをおこしてしまいます。

・これは大丈夫だろう
・〇〇に違いない
・自分は間違うはずがない
・前回と同じ薬だ

このような感じで、調剤中も鑑査時もスルーしてしまいがちなのです。

・自分では5mgの薬をとったつもりだったが、一段下の10mgだった
・患者さんに前回と同じ薬ですね?と投薬したら減量になっていた

このように焦ったこともあるのではないでしょうか?

ミスは誰でも起こすものです。

一度、調剤したものでも本当に名称や規格があっているのか、読み間違いや勘違いがないかどうかを確認しなければいけません。

【改善したい】正確で早いピッキングをするコツ

調剤する時は正確さは一番大事ですが、ある程度早さも求められます。
ここでは、機械に頼らずに、正確で早くピッキングするコツについて紹介します。

①よく出る日数や枚数などを暗記する

ピッキングのスピードを早くするためには、よく出る日数や枚数などを暗記しておきましょう。

【錠剤の場合】
3T/3x 14日分→42錠
4T2x 28日分→112錠
【漢方などの分包品】
3包/3x 28日分→21包の束が4つ
2包/2x 28日分→21包の束が2つと14包

よく出る日数は決まっているので、自分なりの覚え方で暗記してしまいましょう。

何度か調剤しているうちに慣れてきます。

ウイークリーシート(28錠シートや21錠シート)で調剤する場合もありますが、ここは慎重にいきましょう。(普段慣れている薬剤師でも電卓を使います。)

②PTPに輪ゴムをかけながら次の薬を探す

ピッキングのスピードをアップさせるには、PTPに輪ゴムをかけながら、目で次の薬を探すのが有効です。

頭を使わない工程で同時進行するのがポイントとなります。

上記で何度もお伝えしていますが、調剤するときは目の前に処方せんに集中するのですが、確認作業がいらないいらない工程もあるので有効活用しましょう。

特に輪ゴムをかける動作は、慣れてくれば見なくてもできようになります。
この時間を利用しながら、次の動作の準備をしておけばピッキングのスピードは早くなるのです。

③薬の棚位置を覚えておく

ピッキングなどの調剤スピードをアップさせるためには、棚の位置を覚えておくことは欠かせません。

棚の位置をきちんと覚えているだけで、スムーズに調剤できるようになります。

無駄な動きがなくなるので、慣れてくると自分の近い位置から順番に取りに行けるようになります。

納品された薬をしまうことも棚の位置を覚えるのにとても有効です。
入荷したら積極的にしまうのを手伝ってみましょう。

暇な時間があれば、あまり処方されない薬の位置を覚えるため引き出しを開けたりして覚えておきましょう。

④小さい輪ゴムもおすすめ

小さい輪ゴムを使ってみるとピッキングのスピードがアップするでしょう。

通常の大きい輪ゴムを使うと2重でゴムを巻かないといけないので、時間をロスしてしまいます。
その点、小さな輪ゴムであればPTPシートにかけるだけで終了するので調剤のスピードを短縮できます。

すぐに次の行動に移せるので、ピッキングのスピードはアップするでしょう。

中には小さい輪ゴムが嫌いという薬剤師もいるので注意してください。

⑤薬局の導線をスムーズにする

ピッキングのスピードが遅いのは、薬局の導線が悪いことも考えられます。

受付から調剤→鑑査→投薬までの流れで、無駄な動きはないでしょうか?

よく出る薬がなぜか調剤室の一番遠くにあったり、ゴミを捨てるためにわざわざ違う場所まで移動したりしていませんか?

とは言っても、いつも働いているスタッフでは気がつかないことが多いです。
他店の薬剤師に手伝ってもらったり、外部の薬剤師(派遣やフリーランス薬剤師)に何日か入ってもらってアドバイスしてもらうのも有効です。

無駄のない動きが、ピッキングの速をを早くするコツなので、調剤の流れを一度確認してみましょう。

調剤ミスはあなただけのせいではない!やばい薬局の特徴

調剤ミスを人のせいにしてしまう薬局は要注意です。

間違いを起こすのは、環境による依存度が大きいからです。

どんなに気をつけても、環境が良くならなければ間違いが減らないことを覚えておきましょう。

ここではそんな間違いが起きやすい薬局の特徴について紹介しますので、改善できることがあれば直しておきましょう。

①やたらと忙しい

薬局がとても忙しくて、バタバタしている薬局は調剤ミスをしやすいので注意しましょう。

業務の効率化を図って、スタッフに負担がないように工夫しているのかが判断材料となります。

「忙しい」と何も改善しようとしない薬局や薬局長なら大問題。
忙しくならないような業務改善の提案をしたり、話し合いをしてみましょう。

忙しさが少しでも解消されると、調剤ミスを起こしにくくなります。

②間違えやすい薬を区別していない

あなたの調剤薬局は間違えやすい薬をきちんと区別していますか?

・よく出る規格は棚、あまり出ないものは引き出しに入れる
・レセコンに「規格違いあり注意!」などのポップアップ表示
・ジェネリックなどメーカーをなるべく1メーカーに絞る

調剤ミスを起こさないようにする対策はいくらでもあります。

ミスが起きるのは環境が悪いからなのです。

間違えやすい薬などを何も対策していない薬局に勤めている場合は注意しましょう。

③ミスを必要以上に怒る

ミスした時に必要以上に怒られる薬局も注意が必要です。

ミスを個人のせいにして、何も対策しない体質だからです。

上記でもお伝えしましたが、ミスは環境による影響も少なくありません。
つまり薬局全体で間違いが起きやすい状況を作っている可能性もあるのです。

また、必要以上に怒られると萎縮してしまって本来のパフォーマンスを発揮できません。

ミスの悪循環になっていしまうのです。

④ダブルチェックをしない

調剤ミスを事前に防ぐためには、ダブルチェックは必要です。

人は必ずミスをする生き物です。
だから、他の人のめできちんとみてもらいましょう。

どんなに忙しくても、他の薬剤師などの確認してもらうのが一番です。

監査の前に、誰かが軽くヒートをチェックするだけでもOK
手が空いている人が、ちょっとだけみてあげる環境を作ろうとすることが大切なのです。

一人薬剤だからそれは無理と思っている人もいるかもしれません。
変なプライドは捨てて、事務さんに手伝ってもらいましょう。


ピッキングをしてもらうのもよし、自分でピッキングしたものを事務さんにみてもらうのでもいいのです。

⑤犯人探しに躍起になっている

調剤ミスが多い薬局は犯人探しに力を入れている傾向があります。

お薬をお渡しするときに大切なのは、間違えないことです。

今後、同じ間違えないようにするためにどんな対処方法があるのかをスタッフで話し合うことが大切。
「似たような薬の位置は変えましょう」とか「間違えやすい時間帯はダブルチェックを強化しよう」など注意すべき点を洗い出すことに注力すべきです。

犯人探しに躍起になって、その人のせいにしてしまうのは簡単ですが、何故ミスが起きてしまったのかを考える方が良いです。

調剤ミスの犯人を探して、それで終わりという薬局なら注意が必要でしょう。

まとめ:調剤ミスは多い人は焦りすぎ!ゆっくりでも確実なピッキングを心がけよう

今回は調剤ミスが多い人の改善方法についてを紹介しました。

結局のところ調剤ミスは誰でも起こす可能性があります。

ミスがないようにするためには、思い込みを減らして、目の前の処方せんに集中することが大切です。

話をしながら調剤すると高確率で間違うので、雑談は控えるようにしましょう。

調剤ミスは本人だけのせいではありません。
環境も大切なので、やばい薬局に勤めている人は要注意。

しっかりと改善に取り組んでいる薬局の方が安心で働きやすいかもしれませんね。

今よりも高待遇の薬局に転職したい。

それなら、転職のプロに頼んだほうが確実です。

休日が多く、残業の少ない薬局はまだあります。

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