「薬剤師転職サイトを使わないで良い条件の薬局に転職できる?」
「薬剤師転職サイトを使わない方がいい場合ってどんなとき?」
と思うことはありませんか?
薬局を転職しようと思ったときに、薬剤師転職サイトに登録しようかどうか迷ってしまいますよね。
薬局に紹介料などは発生するので、正直あんまり使いたくないぁと思っている薬剤師さんも多いでしょう。
そこで今回は
- 薬剤師転職サイトを使わないほうがいい人と使ったほうがいい人
- 薬剤師転職サイトを使わない場合のデメリット
- 薬剤師転職サイトで気になる3つのコト
- こんな薬剤師転職サイトは選ぶな!10の心得

薬剤師歴20年以上でさまざまな薬局を経験し、現在フリーランス薬剤師として薬局ヘルプのほかに人材紹介もしている僕が解説します。
この記事を読めば薬剤師転職サイトの良い面と悪い面について理解でき、あなたにとって素晴らしい職場をみつけられるようになります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
薬剤師転職サイトを使わないで転職するのはリスクが大きい
薬剤師転職サイトの利用に否定的な人って以外に多いですよね。
その理由はいくつかありますが、主なものは以下の3つではないでしょうか?
・転職サイトの都合の良い薬局だけ案内されそう
・紹介料が自分の知らないところで発生しているのが気になる
・転職サイトに登録するような薬局はブラックなのでは?
しかし、薬剤師転職サイトを「使わない」という選択肢はそもそもありなのでしょうか?
正直にいうと、薬剤師転職サイトを「使う」「使わない」は、その人の人脈や考え方によって大きく異なります。



一般的に多くの薬剤師さんの場合、転職サイトを「使わない」という選択はしないほうがいいと思います。
薬剤師転職サイトを利用するとコンサルタントが色々と案内してくれるので、よほど質の悪い担当者でなければ問題ありません。
自分が転職することで高額な紹介料が動くことを嫌っている人も多いですが、「薬剤師」「薬局」「転職サイト」の3者に不利益になることはまったくありません。
薬局側は高額な紹介料を払ってでも良い人材を集めたいと思っているのです。
よって、薬剤師さんが転職するときは薬剤師転職サイトを上手に活用しつつ、自分でもしっかり調べるといった対応を心がけるのが大事となります。
薬剤師転職サイトを使わない方がいい人
上記では一般的には薬剤師転職サイトを利用したほうが良いと説明しましたが、中には使わなくてもよい薬剤師さんも存在します。
もし下記の6つの項目に当てはまっているなら、薬剤師転職サイトを使わないでも良いでしょう。
1.転職を急かされたくない人
2.コンサルタントのアドバイスはいらない人
3.面接などの時間が取れない人
4.自分を売り物にされていると思ってしまう人
5.薬剤師の人脈が広い人
6.就職したい職場が決まっている人
薬剤師転職サイトを利用するとかえってストレスを感じたり、転職に失敗する可能性があるのです。
それでは、詳しく見ていきましょう。
転職サイトを使わない方がいい人①:転職を急かされたくない人
薬局の転職を急かされたくない人は薬剤師転職サイトは向いていない可能性があります。
その理由は、薬剤師の転職サイトのコンサルタントによっては早く転職を決めたがる人がいるからです。
コンサルタントも仕事なので、条件が合いそうな薬局があれば早めに動くように仕掛けてくる場合があります。
薬キャリは、早く転職したい人向けなのであまりおすすめできません。
転職サイトを使わない方がいい人②:コンサルタントのアドバイスはいらない人
転職するときにコンサルタントのアドバイスが必要ない人も、薬剤師転職サイトには向いていません。
他人からアドバイスして欲しくないと思っているなら、時間の無駄になってしまうからです。
「コンサルタントの話なんて信用できない」
「どうせ良いことばっかり言っているに違いない」
このように思いながら話を聞くなら、最初から相談しないほうが良いでしょう。
転職サイトを使わない方がいい人③:面接などの時間が取れない人
面談などの時間が取れない人も薬剤師転職サイトを利用する価値は低いです。
薬剤師転職サイトの登録したあとは、基本的にコンサルタントとの面談などがあります。そこでヒアリングをして自分の希望を伝える必要があるのです。
希望を伝えることで、あなたにマッチした薬局を紹介してくれるので、面談や電話などができない人は薬剤師転職サイトを利用してもあまりメリットはありません。
転職サイトを使わない方がいい人④:自分を売り物にされていると思ってしまう人
薬剤師転職サイトの利用で、自分を売り物にされていると思ってしまう薬剤師も少なくありません。
薬剤師転職サイトを使用して転職すると必ず「紹介料」が発生します。それを嫌う薬剤師がいるのです。



薬剤師転職案件を紹介するときに「紹介料」をとても嫌がる薬剤師に何人かあたりました。
確かに、転職するときに「紹介料」は発生しますが、薬剤師側には何も負担はありません。支払うのは調剤薬局側なのであなたにそれだけの価値があると思ってよいと思います。
プロサッカー選手で例えるなら、移籍金みたいなものです。
しかし、自分を商品として売り物とされていると感じでしまう人は、自分で薬局を見つけたほうが精神的にもストレスを感じないでしょう。
転職サイトを使わない方がいい人⑤:薬剤師の人脈が広い人
薬局や薬剤師の人脈が広い人は、薬剤師転職サイトを利用しなくても転職できます。
調べようと思ったら、自分の回りの薬局の薬剤師の求人情報などはいくらでも集められるからです。
薬剤師転職サイトのコンサルタントよりもリアルな情報がつかめるでしょう。
わざわざ薬剤師転職サイトを使う必要はありません。
転職サイトを使わない方がいい人⑤:就職したい職場が決まっている人
自分が就職したい職場(薬局や病院)が決まっているなら、薬剤師転職サイトを使わなくてもよいでしょう。
すでに行きたい職場が決まっているなら、直接電話したりメールなどで問い合わせればよいのです。
各ホームページの求人情報から問い合わせをすれば、先方もメリットが大きいので話を聞いてくれる可能性が高くなります。



薬局側も直接連絡をくれたら高額な紹介料を支払わなくて済みますよね。
ただし、「自分では直接電話するのが怖い」「問い合わせ先のメールアドレスがない」「交渉が苦手」という人は、お仕事ラボのように逆指名をしてくれる薬剤師転職サイトあるので利用してみてもよいでしょう。
薬剤師転職サイトを使ったほうがいい人
薬剤師転職サイトは正しく活用すれば、あなたにとってとても心強い味方になってくれます。
薬剤師転職サイトは普通の薬剤師さんなら、できるだけ使ったほうがメリットが大きいです
ここでは薬剤師転職サイトがおすすめの人を紹介します。
1.初めて転職する人
2.今よりも条件を良くしたい人
3.薬局・薬剤師の知り合いが少ない人
4.すぐにでも転職したい人
5.キャリアアップについて相談したい人
6.薬局や薬剤師業界の転職動向について知りたい人
上記に当てはまる人は、薬剤師転職サイトを使用する価値は十分にあります。
メリットを得られる方が大きいでしょう。
それでは下記で、薬剤師転職サイトの利用が向いている人を詳しく確認していきましょう。
転職サイトを使ったほうがいい人①:初めて転職する人
薬剤師になってから初めて転職を経験する人は、薬剤師転職サイトを利用すべきでしょう。
初めての転職は不安がつきもので、相手側との条件交渉も上手くまとまらない場合があるからです。
勤務時間や休日、給料などを妥協してOKしてしまう場合も少なくありません。
コンサルタントに同行してもらえば、そのような不安は払拭されるので安心です。
転職サイトを使ったほうがいい人②:今よりも条件を良くしたい人
現在働いている職場よりも勤務条件を良くしたい人は、薬剤師転職サイトを大いに活用しましょう。
求人サイトや広告を見たときに、給料や休みが少ないと思っても、コンサルタントがしっかり交渉してくれます。



自分ひとりで探すよりも、条件のよい求人が圧倒的に増えますよ。
薬剤師転職サイトを使うと選択肢が増えるので、今の勤務条件よりも良くなる可能性が2倍、3倍にもなります。
転職サイトを使ったほうがいい人③:薬局・薬剤師の知り合いが少ない人
人付き合いが苦手な人や薬剤師の知り合いが少ない人は、薬剤師転職サイト1択です。
薬剤師転職サイトを利用せずに上手な転職をすることは難しいでしょう。
残業が多い会社や休みがまったく取れないブラックな薬局など無数に存在します。
ネットの情報だけだと正確な情報は手に入らないので、薬剤師転職サイトに登録してコンサルタントに相談しましょう。
転職サイトを使ったほうがいい人④:すぐにでも転職したい人
今すぐ転職をしたい人は、薬剤師転職サイトに登録しておくとよいでしょう。
・たくさんの案件から選べる
・正確な情報を得られる
・コンサルタントが背中を押してくれる
転職したいと思っても、なかなか決断できずにズルズルと今の職場に留まる人は少なくありません。
しかし、薬剤師転職サイトに登録すると、条件がよい職場が見つかったらポンポンと話が進んでいきスムーズな転職ができるのです。
転職サイトを使ったほうがいい人⑤:キャリアアップについて相談したい人
現在の職場にいても昇進やキャリアアップが望めないなら薬剤師転職サイトに登録して、アドバイスをしてもらうのもよいでしょう。
コンサルタントは薬局業界の豊富な知識があるため、今後の薬剤師のキャリアについて真剣に向き合ってくれます。
「昇進制度がしっかり」「エリアマネージャー候補」「独立支援あり」「教育制度が充実」など、あなたの将来のステップアップにマッチした職場を探してくれるでしょう。
転職サイトを使ったほうがいい人⑥:薬局や薬剤師業界の転職動向について知りたい人
今すぐ転職は考えていないけど「このままじゃマズイ」「薬剤師業界の動向を知っておきたい」というかたも薬剤師転職サイトに登録しておくとメリットが大きいです。



転職したいタイミングというのはいきなりやってくることも少なくありません。
そのときに、ゼロから調べていては時間がかかります。いずれ転職しようと思っているなら定期的に情報を仕入れておくほうがよいでしょう。
薬剤師転職サイトに登録しておくと、コンサルタントから定期的に状況確認や現在の求人情報などを教えてもらえるので素早く対応できます。
薬剤師転職サイトに登録するならファルマスタッフがおすすめですよ。
- 好待遇、高収入の求人案件が多い
- スピーディーに対応してくれる
- 担当エージェントの質が良い
- 面接同行で一緒に交渉してくれる
はじめて薬剤師転職サイトを使うなら、ファルマスタッフにしておけば間違いありません。
薬剤師転職サイトを使わないで転職する4つの方法
薬剤師転職サイトを使わないで転職したい人は一定数います。
ここでは、薬剤師転職サイトを通さずに上手に転職する方法についてお伝えします。
ホームページなどで求人情報を直接チェックする
自分の住んでいるエリアの薬局や病院などのホームページを常にチェックして求人情報を見ておきましょう。



求人がでたらすかさず応募しよう。
求人が出ていなくても、気になっているなら求人担当に方に問い合わせしてみるのもよいでしょう。
もし、現在募集していなかったとしても嫌がられることはありません。
ハローワークを利用する
ハローワークの求人も常にチェックしておく必要があります。
しかしハローワークは注意が必要です。
ハローワークは無料で広告を載せられるので、あまりお金を掛けたくない会社が掲載していることが多いからです。
ブラックな会社もおおく含まれているので注意する必要があります。
卸やメーカーの担当さんに紹介してもらう
薬局に訪問にくる卸やメーカーさんと話す機会があるなら、声を掛けておくのもよいでしょう。
卸やメーカーさんは、色々な薬局に直接訪問するので、訪問先の社長さんなどの「誰かいい薬剤師いない?」などと相談されていることも多いのです、
しかし、卸やメーカーさんと直接相談できるのは薬局長クラスに限られるでしょう。
接点があるなら、卸やメーカーの担当者に相談してみましょう。
薬剤師会などに聞いてみる
薬剤師会の人に相談してみるのも有効です。
薬剤師会には薬局や病院などの情報が集まってきます。求人の情報なども頻繁に話題に上がっています。
薬剤師会で人材バンクを作っている場合もあるので、利用してみるのも1つの方法です。
地元の薬剤師のホームページなどをチェックしてみましょう。
薬剤師転職サイトを使わない場合のデメリット
薬剤師転職サイトを使わないで転職することは可能ですが、必ずよい職場に出会えるとは限りません。
ここでは、薬剤師転職サイトを使わないで転職した場合のデメリットについて紹介します。
これから転職しようと考えている人はひと通り目を通しておきましょう。
ブラックな薬局に就職してしまう可能性がある
薬剤師転職サイトを使わなかった場合は、ブラックな会社に転職してしまう可能性がとても高いです。
ハローワークやネットの情報だけだと、偏りが生じてしまい正確な判断ができません。
また、第三者からのアドバイスもないため目線が1点に集中してしまいがちです。
「給料が高い」「残業が少ない」ということに目が奪われて、人間関係が悪い、有給がまったく取れないなどの最悪な職場に転職してしまうこともあるのです。
面接や書類選考で落とされる可能性がある
自分で連絡した場合、面接や書類選考で落とされる場合があるので注意しましょう。
その理由は3つあります。
・面接の仕方や履歴書の書き方が正しくない
・どんな薬剤師なのかわかりにくい
・第三者からの評価がない
コンサルタントと同行すると、本人以外からの長所や短所などを伝えてくれます。
コンサルタントが感じた印象なども上手く伝えてくれるでしょう。



履歴書の書き方や面接の練習などもしてくれます!
転職するために必要なことはすべて準備してくれます。
薬剤師転職サイトを使わないで転職すると、十分な対応ができず落とされてしまうこともあるのです。
給料や休日等労働条件をゴリ押しされる可能性がある
薬剤師転職サイトを通さずに、一人で面接すると悪条件をゴリ押しされる場合があります。
もしくは、十分は話し合いをしないまま雇用契約を結んでしまい、後から話が違ったという場合もありえるのです。
・給料が話と違った
・ボーナスがでない
・勤務地が違うところだった
・退職金がない
このような事は珍しくないのです。
情報収集に時間がかかる
薬剤師転職サイトを使わないと、情報収集にかなりの時間がかかります。



正確な情報を集めようと思ったらなおさらですよね。
時間を掛けているうちに、好条件の薬局の求人がなくなってしなうリスクがあるのです。
一人で転職すると、チャンスを逃してしまう可能性は少なくありません。
非公開の情報や裏情報を聞けない
薬剤師転職サイトに登録すると非公開の情報や裏情報をたくさん聞けます。
一般に公開されている情報はごく一部です。
お金を払ってでも良い人材を集めたい薬局の情報は、非公開になっていることがほとんどでしょう。



非公開の薬局の情報は知り得ることはできません。
好条件、高待遇のすばらしい求人を見逃してしまう可能性もあるのです。
薬剤師転職サイトを利用する際に気になる3つのコト
薬剤師転職サイトを使って転職するときにふと疑問に思うことがありますよね。
ここでは、薬剤師転職サイトについて気になる点についてまとめています。
ハローワークは使うべき?
ハローワークについては、情報収集の1つ手段として使うのはよいでしょう。
ただし、ハローワークに掲載されている情報をもとに、自分でしっかりとリサーチする必要があります。
上記でも触れていますが、無料で広告できる媒体なので、お金を掛けたくないブラックな会社が紛れているからです。
見かけだけよい条件が書いてあっても、実態は違うということもあるので注意しましょう。
紹介料はいくら発生するの?
薬剤師転職サイトを使うと紹介料が必ず発生します。
薬剤師の紹介料は年収の30%〜40%位です。
年収500万円の薬剤師なら150万円〜200万円のお金が動くのです。



これに不快感を覚える人もいるんです。
確かに高額な紹介料と感じるかもしれませんが、薬局はそれでも薬剤師を確保したいのです。
無料で掲載する媒体は、誰でも見れるので「レベルの低い薬剤師」や「問題のある薬剤師」も面接を申し込んでくるリスクがあるのです。
薬剤師転職サイトを経由したほうが一旦フィルターがかかるため、変な薬剤師が入ってきにくいというメリットが薬局側にあります。
薬剤師転職サイトとエージェントの違いは?
薬剤師転職サイトと薬剤師転職エージェントの違いは、コンサルタント(担当者)の有無です。
基本的には薬剤師転職サイトにはコンサルタント(担当者)がつくので、薬剤師転職サイト=薬剤師転職エージェントと思っても問題ないでしょう。
選んではいけない薬剤師転職サイト10の特徴
薬剤師転職サイトは大手から地域密着、個人事業レベルまでたくさんの業者があります。
求人の数や得意分野、コンサルタントの質などまったく違います。
ここでは「絶対に選ぶな!」という薬剤師転職サイトの心得を10個紹介します。
これから転職を考えている薬剤師さんには必見の内容なのでポイントを押さえておきましょう。
選んではいけない薬剤師転職サイト①:求人数が少ない
求人数が少ない薬剤師転職サイトは選ぶなと言わざるをえません。
求人数が少ないということは、転職の幅が狭いことを意味します。
つまり、好条件高待遇の職場にめぐり合えないかもしれないのです。
もし求人数の少ないサイトに登録するなら、2社目、3社目などサブ的に使いましょう。
選んではいけない薬剤師転職サイト②:コンサルタントの質が悪い
コンサルタントの質が悪かったり、相性が合わなかったりする場合はその薬剤師転職サイトを使わないほうが懸命です。
コンサルタントの質が悪いとデメリットしかありません。
・希望の薬局を紹介してくれない
・無茶な転職をすすめてくる
・相談に乗ってくれない
・質問の答えが適当
このような事になりかねません。
最悪なコンサルタントの場合、自分に利益ばかりを意識しているような人もいます。
コンサルタントの質や相性が悪いと感じたら、その薬剤師転職サイトを使わないか、担当者を変えてもらいましょう。
選んではいけない薬剤師転職サイト③:公開求人しかない
公開求人しかない薬剤師転職サイトも使わない方がよいでしょう。
公開求人しかないということは、ハローワークとかわりません。



要するにお金を掛けなくても広告を出せる媒体なんです。
不特定多数が閲覧できるサイトなので、あまり良い求人情報はありません。
選んではいけない薬剤師転職サイト④:口コミが悪い
薬剤師転職サイトは口コミや評判が悪いところは選ばない方が得策です。
ネットの口コミやレビューサイトはもちろん、SNSなどの情報でリアルな声を確認しましょう。
選んではいけない薬剤師転職サイト⑤:薬剤師以外の求人サイト
転職サイトには薬剤師以外の一般の転職サイトもあります。しかし、薬剤師に特化した転職サイト以外は使わない方が無難です。
一般的な転職サイトも薬局や薬剤師の案件は多少ありますが、薬局・薬剤師向けの求人件数が圧倒的に少ないでしょう。
また、コンサルタントも薬剤師という特殊な業界の内部事情に精通していないので対応がいまいちだったりします。
そのため、転職を考えているなら一般の転職サイトは使わないようにしましょう。
選んではいけない薬剤師転職サイト⑥:正社員しか扱っていない
薬剤師転職サイトの中には、正社員しか取り扱っていない場合もあります。
そのような薬剤師転職サイトも避けるべきです。



転職を考えている薬剤師さんが全員正社員希望とは限りませんよね。
最初は正社員を希望と思っていたけど、主婦などの場合は派遣やパートでもいいかな?と気持ちが変わる場合があります。
そのようなときに、臨機応変に対応してもらえるように正社員以外に派遣やパートを取り扱っている薬剤師転職サイトししておいたほうがよいでしょう。


選んではいけない薬剤師転職サイト⑦:特殊な案件がない(極端に少ない)
特殊な案件が極端に少ない場合も注意が必要です。
薬剤師の転職といっても就職先は薬局とは限りません。
・製薬会社
・化粧品メーカー
・卸の管理薬剤師
・治験コーディネーター
このようにさまざまな就職先があります。
薬剤師の現場から少し距離を起きたい人は、特殊案件が多い薬剤師転職サイトを選ぶとよいでしょう。
この4つの薬剤師転職サイトなら求人数も多いので、利用する価値は高いです。
選んではいけない薬剤師転職サイト⑧:特定の薬局や病院をやたら勧めてくる
薬剤師転職サイトのコンサルタントがやたら特定の薬局や病院をすすめてきたら要注意です。
コンサルタント側に何か裏があるのは確実です。
・紹介料が高い
・コンサルタントのノルマが迫っている
・さっさと契約を済ませてしまいたい



コンサルタントがこのような状況になっている可能性が高いです。
特定の施設をやたらとすすめてくる場合は、一旦その薬剤師転職サイトから距離をおいたほうが良さそうです。
選んではいけない薬剤師転職サイト⑨:レスポンスが悪い
薬剤師転職サイトのコンサルタントのレスポンスは悪いという場合も最悪です。
特に、こちらが情報が欲しいときに連絡がなくて、必要ないときに電話やメールが頻繁にくるようならイライラしますよね。
転職はタイミングが命です。
素早い対応をしてくれないような転職サイトは選んではいけません。
選んではいけない薬剤師転職サイト⑩:アフターフォローがない
転職をさせた後に、アフターフォローがない薬剤師転職サイトも選ぶべきではありません。
転職した後にトラブルが発生することは少なくないからです。
・話していた条件と違った
・人間関係が最悪
・いじめを受けている
このような場合に、アフタフォローをしてくれないと困ってしまいます。
「転職させたらそれでおしまい」と考えているような業者は避けましょう。
大手の薬剤師転職サイトなら、アフタフォローもしっかりしてもらえるので安心です。
薬剤師転職サイトを効果的に使う6つのポイント
薬剤師転職サイトを使わないで転職することにメリットはあまり感じられません。
むしろ良い条件の職場に転職したいなら、コンサルタントにしっかりと相談するべきです。
ここでは、薬剤師転職サイトを効果的&賢く使うために6つのポイントを紹介します。
薬剤師転職サイトを上手に利用して、給料アップや有給が取りやすい薬局に転職しましょう。
連絡は密にする
薬剤師転職サイトのコンサルタントとの連絡は密におこないましょう。
転職をするときは、早めの行動つまりスピード感が大事だからです。
もたもた情報収集をしていると、ライバルに好条件の薬局をとられてしまいます。



タイミングが命です。
こまめに連絡するようにしましょう。
レスポンスが悪いコンサルタントに当たった場合はすぐにチェンジ。
常に情報を交換できる体制にしておくことが望ましいです。
転職可能日を正確に伝える
薬剤師転職サイトに登録するときは、転職可能な時期を正確に伝えましょう。
・今すぐ転職したい
・3ヶ月以内に転職したい
・半年以内に転職したい
・今のところ転職の予定はない
転職時期によってコンサルタントの熱量や情報の質が変わってくるからです。
すぐに転職したいなら、現時点でもっとも条件のよい転職先をさがしてくれます。



逆に、半年くらい猶予があるなら、今後退職者が出そうな良さげな薬局を紹介してくれますよ。
コンサルタント合わないなら変えてもらう
コンサルタントとの相性は、転職活動に大きな影響を与えてしまいます。話してみて何か合わないなと思ったらすぐに変えてもらいましょう。
相性が悪いと以下のようなデメリットが生じます。
・こちらの希望が理解してもらえない。
・忙しいときに連絡してくる
・よくわからない案件ばかり紹介してくる
休みを重視しているのに、給料が高いからといって特定の薬局をゴリ押ししてきたら最悪ですよね。
コンサルタントとの相性は本当に大事なので、しっかりと見極めしましょう。遠慮することはありません。
経歴やスキルに嘘はNG
転職するときの履歴書や職務経歴書などは嘘などを記載しないようにしましょう。もしくは、面接などで話を盛ったりしないようにすることも大切です。
就職してから自分の首を締めることになってしまうからです。
・在宅の経験が豊富です。
・どんな診療科の薬でも投薬できます。
・大学病院の前で働いていたので、忙しい店舗でも大丈夫です。
・管理薬剤師をやっていたので人間をまとめる力はあります。



面接をすると上記のように答えてくれる人は多いでんす。
頼もしいと思う反面、自分の実力以上に話を盛って説明する人も多いのも事実。
自分でハードルを上げてしまっているので、入社後にスタップから「期待していたほど仕事ができない」などと思われて結局辞めてしまうというパターンも少なくないのです。
そのため、自分のスキルや経歴は実力以上の説明はしないようにしましょう。
同じ案件に複数の転職サイトから応募しない
薬剤師転職サイトを使うときは2〜3社に登録するのが基本です。しかし、同じ薬局に複数の転職サイトを経由して応募するのはNGなのでやめましょう。
例えば、A薬局に就職する場合に複数の転職サイトから同時に申し込んだら、紹介料がどちらになるのか不明になってしまうからです。
最悪、内定が取り消しとなってしまう場合もあります。
トラブルの元なので、1つの薬局に色んな薬剤師転職サイトから問い合わせしないように注意しましょう。
紹介された会社の実態を口コミサイトなどで調べる
紹介された薬局はコンサルタントの情報を鵜呑みにせず、自分の力で調べることも大切です。
比較的規模の大きい会社なら、ネットの口コミやSNSなどで情報は取れます。
その他に、友達や知り合いの薬剤師に聞いてみるのもよいでしょう。



2〜3社の薬剤師転職サイトから情報をとるのも有効ですよ。
就職してから後悔がないように、事前に下調べをすることが大切です。
まとめ:薬剤師転職サイトを使わないと損する可能性が高い
薬剤師転職サイトを使わないで就職することについて紹介しました。
結論は薬剤師転職サイトを使わないでも可能だが、好条件の薬局に転職できるとは限らないということです。
・薬剤師転職サイトは使わないと損
・コンサルタントは使い倒すべし
・求人数の少ない薬剤師転職サイトは選ぶな!
・結局のところ大手の薬剤師転職サイトが安心
転職するときは少しでも良い条件の薬局にいきたいですよね。自分ひとりだけで情報収集や交渉などをする時間は持てない人が大半です。
薬剤師転職サイトを使わないことにメリットはあまりないので、転職のプロにおまかせして高待遇の職場を見つけてもらいましょう。
以下でおすすめの薬剤師転職サイトを紹介していますので、それぞれの特徴を確認してみてください。
転職を少しでも考えているなら
薬剤師転職エージェントに相談しましょう。
転職をした人の
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![]() ![]() | ・就職後のサポート体勢が万全。 ・定着率に定評がある。 ・薬局の逆指名もできる! | 3万件以上 | あり | あり | 詳細を見る |
![]() ![]() | ・経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍 ・医療と福祉分野のノウハウとネットワークが強い | 4万件以上 | なし | あり | 詳細を見る |