・処方せんをもらったけど薬はいらない人
・医師が怖くて薬はいりませんと言えない人
・うっかり処方せんを薬局に出すのを忘れてしまった人

病院に行って処方せんをもらったんだけど、この薬は必要ないんです。
薬局に処方せんを出さなかったら何かマズイことでもあるのかな?
こんな疑問はありませんか?
現役薬剤師(キャリア20年)の薬剤師が、わかりやすく解説します。
結論からいうと、処方せんを薬局に出さなくても問題ないし、医者にもバレる可能性はほぼありません。
ただし、何度も同じことをしているとバレる可能性はありますし、税金の無駄遣いになってしまうので注意が必要です。
それでは以下で詳しく解説していきますので、最後までお付き合いください。
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処方せんを薬局に出さないとどうなるの?

病院で医者に診察をしてもらって処方せんをもらいました。
普通ならすぐに薬局に処方せんを出して薬をもらって帰ると思いますが、もし出さなかった場合はどうなるのか気になりますよね。
実際のところは別に処方せんを出さなくても何も問題がありませんし、罰則を受けることもありません。
処方せんを出す、出さないは患者さんの自由なので薬をもらわなくても大丈夫です。(薬剤師としてはきちんと薬をもらって服用した方がいいと思いますが・・・)
もし出さなかった場合は処方せんの期限が切れてしまうだけなので、薬が必要ないならあなたに不都合なことはほとんどありません。
あるとすれば、病院の方で算定されている処方せん発行料(68点)が無駄にかかるくらいです。
処方せんを薬局に出さない理由は?
薬局に処方せんを出さない理由はいつくかあります。
・お薬を飲んでないことを医者に怖くて言えない
・薬局に薬があまっていることを言いたくない
・処方してもらった薬を飲みたくない
・処方せんの期限か切れてしまった
・薬代を払うお金がない
お薬を飲んでいないことを医者の怖くて言えない
この理由が一番多いと思います。
薬の飲み忘れが重なったり、そもそも飲みたくない薬が処方されていることって結構ありますよね?
でも医者にいうと「ちゃんと飲みなさい!」とか怒られそうで怖い・・・。
実際、医者に薬があまっていることを伝えても怒られることはあんまりないと思います。
そのときはきちんと薬の日数を調節してくれる先生が多いです。
中にはものすごい厳しい先生もいるので、そのようなお医者さんの場合は直接伝えるのが難しいと思うので薬局に相談してみてください。
薬局にも伝えられない場合は?
処方せんはそのまま破棄しても大丈夫です。他の人に悪用されないようにシュレッターなどで処分しましょう。
薬をもらうもらわないは患者さんご自身の判断なので、医者や薬局があなたを責めることはないので安心してください。
薬局に薬があまっていることを言いたくない
医者と同様に薬剤師にも薬があまっていると言えない方もいますよね?
ちゃんと飲んでいないと怒られそうだし、恥ずかしい。
薬剤師はおこることはまずないので、できれば相談した方がいいですよ。
飲めない薬などは服用回数を減らしたり、飲み忘れしにくいように相談に乗ってくれます。
「かかりつけ薬剤師」がいるともっと安心。きちんとあなたの薬のことを把握してくれるので医師と連携をとって最適は方法を探してくれますよ。
処方してもらった薬を飲みたくない
薬を飲みたくない原因はその薬を服用することにメリットを感じていないからでしょう。
自分はどのような病気でどうしてその薬が必要なのか理解しないと薬は飲みたくないですよね?
その疑問を直接医者に聞くのが手っ取り早いのですが、忙しそうで聞けないこともあります。
そういうときは薬剤師や看護師に相談してみましょう。
きっと優しく教えてくれますよ。
処方せんの期限が切れてしまった。
「忙しくて薬局に行くヒマがなかった」「あとから行こうと思っていて忘れていた」という場合もあります。
もしくは、しばらく時間が経ったら「症状が治ってしまって薬はいらなくなった」
特に薬が必要ないなら、処方せんは破棄してもOKです。
薬代を払うお金がない
高額な検査や必要以上に処方された薬で病院代と薬代が月に数万円にもなってしまう。
薬を飲みたくてもお金がないのでもらいにいけない。いけたとしても2回に1回くらい・・・。
そんな時は薬剤師に相談してみましょう。
高いお薬代をジェネリック医薬品に変えて薬代を安くしたり、必要のない薬や多すぎる薬を減らしてもらうためのアドバイスをしてくれます。
お薬を減らしてジェネリック医薬品などに変えれば、30%〜60%くらいは薬代を安くすることが可能です。
かかりつけの薬局で相談してみましょう。
医者にバレないか心配

処方せんを薬局に出さなかった場合に医者にバレないのかが心配だと思います。
結果からいうとバレる心配はほとんどありません。
処方せんが発行されてから薬局に処方せんを出すのが通常の流れですが、処方せんはどこの薬局に持っていってもいいので病院の近くの薬局で薬を必要はありません。
薬局側も患者さんが処方せんを持ってこない限り、どの患者さんに何の薬が出たのかは知ることができないので医者に報告することもありません。
もしバレることがあるとすば、健康保険のレセプト審査の時に処方せんが発行されているのに薬局で薬をもらってないことを保険者が病院に連絡するときくらいです。
よほどのことがない限り保険者が病院に連絡することはないので1〜2回くらい処方せんを薬局に出さなくても問題になることはないでしょう。
税金の無駄遣いになるので極力さけましょう

処方せんが発行される時に処方料として68点(680円)を病院の会計で支払うことになります。
3割負担の方で200円、1割負担の方で70円くらい無駄に支払うことになります。
「医者や薬局に薬はいらないです」と伝えられない場合は、200円くらい払っても安いと思うかもしれません。
ただ1つ知っていて欲しいのは、医療費は国の税金から支払われているということ。
680円のうち200円はあなたの自己負担分ですが、残りの480円が医療費(つまり税金)から支払われています。
少しでも無駄な医療費を削減するためにも、できれば医者や薬剤師に相談した方が良さそうですね。
結論:処方せんを薬局に出さなくても問題ないし、バレることもほぼ無い
薬が必要なければ医者や薬剤師に使えるのは一番良いのですが、どうしても言えない場合やうっかり忘れた場合でも心配しなくても大丈夫!
処方せんを薬局に出さなくても特に罰則などは無い
数回程度なら薬局や病院に伝わることはまず無い
何でも相談できるかかりつけ薬剤師をもとう
お薬代の心配はジェネリックで解決する
医療費は税金でまかなっている
お薬代や処方せん料が無駄にならないように、気軽に相談できる医者や薬剤師がみるかるといいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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