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ジェネリックはなぜ安い?その理由と実際の効果について薬剤師が解説!

・ジェネリックが安い理由
・ジェネリックの効果について
・先発品よりもすぐれたジェネリックについて

ジェネリックってなんで安いのかな?
安いからあまり効果がなさそう?
服用しても大丈夫なのかな?
そんなジェネリックの疑問について疑問を解消します。
この記事を最後まで読めばなぜジェネリック医薬品が安いのか、服用しても問題ないのかが理解できます。
薬剤師の僕も積極的に服用していますので安心してください。
むしろ、先発品よりも優れたジェネリックもあるので知らなきゃ損するかも?
それでは詳しくは以下で解説していきます。
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ジェネリックとは?値段が安い理由は?


ジェネリックという言葉は聞いたことあるけど、ちゃんとした意味が分からない方は多いと思います。
ジェネリックの意味と値段が安くなっている理由について以下で解説していきます。
ジェネリック医薬品とは?
ジェネシック医薬品とは新薬の特許が切れたあとに、ほかのメーカーから発売される同一成分の医薬品の事です。
新薬は1年間に約40~50種類くらい開発されていますが、10年以上の研究に時間を費やし開発費用も200億円~300億円かかると言われています。



最初に開発された新薬(=先発医薬品は)、お薬が出来上がるまでに膨大な時間と費用が掛かっているんですよ。
お薬の値段が決まるときには新薬が開発したメーカーがきちんとその費用が回収できるように、国のほうでお薬の値段が決められます。
もし、国が新薬の値段を極端に低くしてしまい、新薬メーカーの採算があわなくなって倒産でもしてしまったら今後新しい薬が開発されなくなってしまいます。



新薬メーカーが倒産したら困ってしまいます。
新薬メーカーがきちんと開発費用の費用の回収を出来るようにするために、特許期間中(5年~10年くらい)は独占的に販売できる仕組みになっています。


画像引用 日本ジェネリック協会
ジェネリック医薬品は新薬(=先発医薬品)の特許が切れた後に発売されるため「後発」医薬品と言われています。



新薬が「先発」だから、ジェネリックは後から発売される薬なので「後発」と言われているんだね!
後発医薬品はジェネリック医薬品と呼ばれていて、テレビCMのお陰もあってジェネリック医薬品という名前が広く浸透しています。
ジェネリックだから効果が劣っているとかニセモノと勘違いしている方は多いですが、単純に開発にかかる費用が少なくて済んでいるだけなので安心してください。
ジェネリックが安い理由
上記の図を見て頂ければわかるのですが、ジェネリックは薬を開発するための費用がほとんどかかっていません。
新薬は数百億円かかるところを、ジェネリック医薬品は数億円程度で済んでしまいます。



なるほど、ジェネリックは1億円くらいしか開発費がかかっていないんだね!
これは単純に創薬のコストや様々な研究、臨床試験の費用がかからないためです。
ジェネリック医薬品は新薬と同じ有効成分なので臨床試験をしなくてすみます。
そのため数百億円もの開発費用がかからなくて済むのです。
そのためジェネリック医薬品は新薬にくらべて5年~10年遅く発売されるわけですが、新薬の価格にくらべて半額に近い金額に設定されるのです。
ジェネリック医薬品は効かない?実際の効果と添加物の影響は?





ジェネリック医薬品って何となく効かないイメージなんだけど実際はどうなの?



ジェネリックの実際の効果について気になりますよね。
以下で解説していきます。
ジェネリックの効果はどうなのか?
一般の方には誤解をされていますが、ジェネリックが効かないという事はありません。
ジェネリック医薬品は先発医薬品とまったく同じ有効成分を使用しています。
ただし、お薬を成型するときに有効成分のほかに添加物を混ぜて錠剤などの形にするのですが、各ジェネリックメーカーによって添加物や製造方法が違います。
しかし添加物や製造方法が違っても国の厳しい審査をクリアしたものだけが承認されているため心配はありません。
有効性や安全性、品質なども新薬と同等のものしか基準をクリアできないので、新薬とかわらない効果があります。
ジェネリックが添加物が違う!薬の効果に差はでない!?
ジェネリックは添加物などが若干違うので新薬と多少の誤差はあります。
ただし国が決めた厳しい基準の範囲に収まっているため効果は同等とされています。



添加物が違ったら、効き目も違うんじゃないの?
添加物というのは薬の作用に全く影響しないものが使用されているので問題ありません。



薬剤師の目線でいうと添加物の問題よりも、あなたの普段の食事や生活のほうが影響が強いです。
具体的には以下のような3つのポイントがあります。
- 何を食べた後に薬を服用したのか?
- 食後何分後に薬を飲んだのか?
- ほかの薬は飲んでいるのか?
食事内容や服用時間、ほかの薬との飲み合わせのほうがはるかに薬に対しての影響が強いです。
そのため一般の方はジェネリックの添加物の問題はほとんど意識する必要はありません。
ジェネリックを意識するよりも正しい服用方法を守ったほうが効果があがります。



お薬をコーヒーや牛乳、お酒で飲んでしまうひとがいます。
こっちの方が数倍も薬に影響がありますよ!
ぜったいにやめましょう。
水以外の飲み物でお薬を飲んだ場合、薬が全く効かなかったり逆に効きすぎて副作用が出てしまうのもがたくさんあるので注意をしてください。
例えば以下のような事例があります!
- ニューキノロン系抗生物質を牛乳で飲むと薬の効果が下がる
- 睡眠薬をお酒と一緒に飲むと薬が効き過ぎて転倒や意識消失
- Ca拮抗薬(血圧の薬)をグレープフルーツジュースで急な血圧低下
このように薬を水で飲まないと薬の効果に影響がでてしまいます。
ジェネリックの添加物よりも食事や服用方法について気をつけましょう。
ジェネリックが効かないのはプラセボ効果?



実際にジェネリックを飲んでみたけど効かなかった気がする・・・。



それはおそらくプラセボ効果がつよい可能性があります。
水できちんと服用しているのにジェネリックは何となく効いていないようなするという方も一定数存在します。
ジェネリックが効く効かないは、そのほどんどが思い込み(プラセボ効果)によるものと推測しています。
「ジェネリックは効かないんじゃないか?」そんな不安を抱えたままお薬を服用すると効果が弱くなってしまうことがあります。



何となく効果がないように感じてしまいます。



そんな時は遠慮なく先発品で調剤してもらいましょう。
不安を抱えたままジェネリック医薬品を飲んでもあまりよい事はありません。
ジェネリックに不安がある方は無理せず新薬(先発医薬品)を調剤してもらった方が安心です。
あなたの薬の事をきちんと理解してくれる薬剤師がいるととても安心です。
かかりつけ薬剤師というのご存知ですか?
かかりつけ薬剤師はあなたの薬や健康のことをトータル的にサポートしてくれます。
詳しくは以下の記事で解説していますのでぜひご覧ください。
▼かかりつけ薬剤師のすべてがわかる!▼


先発医薬品と全く同じ添加物、製造法のジェネリックが存在する


実は先発医薬品と全く同じ成分、添加物、製造方法(工場も)おなじジェネリック医薬品が存在します。
主に新薬メーカーの関連会社か提携している会社がジェネリック医薬品を製造します。
新薬メーカーと提携しているので、薬の成分はもちろんですが添加物や製造方法(工場)が全く同じジェネリックを作ることができます。
新薬と添加物や製造方法などが全く同じジェネリックの事をオーソライズドジェネリック(AG)と呼ばれています。
オーソライズドジェネリック(AG)であれば、新薬(先発医薬品)と全く同じものなので薬の効果や安全性などは気にすることがなく安心して服用することができます。



知らなかった!
新薬とまったく同じなのに値段が安いなんて素晴らしいですね!
ただし全部の薬にオーソライズドジェネリック(AG)があるわけではないので、こちらについても薬剤師(できればあなたのかかりつけ薬剤師)に相談してください。
ジェネリック医薬品のほうが優れている場合がある


実はジェネリック医薬品が先発医薬品よりも性能が良いものがあるというのは知ってますか?
ジェネリックメーカーは後から薬を発売するので新薬(先発医薬品)の欠点を補う形で販売されることがあります。
例えば、子供がよく服用する抗生物質の粉薬(ドライシロップ)などは味が多少ついていますが、それでも口の中に苦みが残って服用しづらい物があります。
ジェネリックメーカーはその薬を改良して粉薬にコーティングしたり味自体を服用しやすいものに変えたりして苦みの欠点をなくして販売することができるのです。



子供用の粉薬で飲みづらかったイチゴ味をバナナ味にかえて大ヒットしたジェネリックもあるんですよ!
現場ではその服用のしやすさで、先発医薬品よりもジェネリックの方が好まれて使うことがあります。
その他には錠剤でも先発医薬品は水で飲む普通錠ですが、ジェネリック医薬品は水なしで飲めるタイプ(口の中で溶けるタイプ)の錠剤に改良されたりしています。



後から発売されているだけあって、色々と飲みやすいように改良されているんですね!
ジェネリックのメーカーはお薬手帳に記載
ジェネリック医薬品はひとつの先発品に対して何社も発売されます。
よく売れた先発品でジェネリックがあとから発売されたときは20社以上にもなることがあります。
ジェネリックに変えた場合に、自分が飲んでいるジェネリックのメーカーをきちんと把握しておきましょう。
その方がほかの薬局でお薬をもらう時に安心です。



お薬手帳をきちんと使っていれば、ジェネリックのメーカーをきちんと記載してくれますよ!
もしほかの薬局に行ったとしても、どのメーカーを使っていたのかがわかれば同じメーカーの薬で調剤してもらいやすくなるのでお薬手帳は作っておいた方がいいでしょう。
▼お薬手帳はいるの!?▼




ジェネリック医薬品はなぜ安いの?(まとめ)
ジェネリック医薬品はなぜ安いのかを解説してきました。
ジェネリックと聞くと不安に思うかたも多いですが、実際に現場ではかなりの種類をつかっています。
ジェネリックに変えても効果には問題なく飲めている人が大半です。
- ジェネリックは先発と同じ成分
- 特許が切れたあとに発売されるから安い
- ジェネリックの効果は添加物よりも飲みかたが問題
- ジェネリックが効かないのはプラセボの影響が大
- ジェネリックは先発よりも優れているものがある
ジェネリック医薬品のイメージがすこし変わりましたか?
高齢化社会がどんどん進んでしいてこのままでは国の医療費がかさんでしまい破綻してしまいます。
1人ひとりがジェネリックを使用することで、国の医療費が削減できるのです。
積極的にジェネリックを使ってみましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
▼忙しいあなたに朗報です!!▼


▼薬剤師が質問してくるのは何故!?▼


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