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【アンサングの意味は?】病院薬剤師が評価されない理由を解説。


アンサングシンデレラにでてくる「アンサング」ってどんな意味?
実際の薬剤師ってどんな仕事をしているの?
今回はこのような疑問を解消します。
2020年7月スタートの新ドラマ、石原さとみさん主演の「アンサング・シンデレラ」で薬剤師に興味を持った方も多いと思います。
薬剤師ってなんか地味な印象はありませんか?
でも薬剤師はとっても大事な仕事をしているんです。
気になる薬剤師の仕事内容について解説していきますね。
ドラマの内容についてはフジテレビ「アンサングシンデレラ公式サイト」でご確認ください。
こちらのドラマは薬剤師が主役となった初めてのドラマで、普段はあまり表に出てこない薬剤師がテレビ界の表舞台に立ったことで話題になりました。
薬剤師は頑張ってもなかなかありがとうって言ってもらえない職業なんですよ。
でも彼らがいないと最終的なチェック機能を果たすことができないので、重大なミスを見逃してしまうかもしれません。
じつは薬剤師は最後の門番なので、ここでミスなどを見つけられないと重大な事故に繋がるたいへんな役割を持っているのです。
本記事では、アンサングの意味と薬剤師が評価されない理由について解説します。
4月からの木10は✨
石原さとみが病院薬剤師に💊
連ドラ初‼️
病院薬剤師が主人公の新・医療ドラマが誕生‼️医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、“縁の下の力持ち”として患者のために奮闘する病院薬剤師たちの、ヒューマンドラマです👍🏼#アンサングシンデレラ#石原さとみ pic.twitter.com/uWV94ZYJkz
— 【公式】アンサング・シンデレラ (@unsung2020) February 4, 2020
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— 【公式】アンサング・シンデレラ (@unsung2020) February 4, 2020
本記事は以下の方におすすめです
・薬剤師に興味がある人
・アンサングの意味を知りたい人
・薬剤師が評価されない理由が知りたい人
薬剤師になるには費用はいくらかかる?国公立と私立の比較あり(ブログ)
も一緒にご覧ください。
病院薬剤師に興味がでてきた薬剤師は転職サイトで探してみましょう。
【 必見 】現役薬剤師が選ぶ転職サイトのランキングBest3は?を参考にしてください。
「アンサング」の意味は?


「アンサング・シンデレラ」フジテレビ公式サイトより引用
ドラマのタイトルは「アンサング・シンデレラ」ですが、そもそも「アンサング」って聞いたことはないですよね?
アンサングの意味は英語で「歌われない」という意味で、これが転じて日本語の意味としては「(英雄などとして)称賛されない」という言葉で使われることが多いです。
これを薬剤師にあてはめると、アンサングとは?
- 「医療現場ではとても活躍しているのにあまり評価されない」
- 「縁の下の力持ち」
などの意味合いで使われています。
今回は女優の石原さとみさんが薬剤師を演じているので「アンサング・シンデレラ」というドラマタイトルになっています。
「アンサング=縁の下の力持ち」とは薬剤師の現状を表すのにピッタリな言葉だと思います。
アンサングシンデレラはゼノンコミックスに掲載されており著者は荒井ママレさんのマンガが原作となっており、ドラマとマンガでは内容や設定が少し異なっています。
【 気になる方はアンサング・シンデレラの原作の漫画の方もご覧ください 】
それでは実際の病院薬剤師の仕事の内容について紹介していきます!
ドラマ本編の方が気になる方は公式サイトをご覧ください。
フジテレビ「アンサングシンデレラ病院薬剤師の処方箋」公式サイトへ
アンサングシンデレラ:薬剤師が評価されない理由
こんなに頑張っている薬剤師ですがはっきり言って現場や患者さんにはあんまり評価されていません。



薬剤師の仕事はなぜ評価されないの?
薬剤師が称賛されない理由は簡単です。
それは薬剤師の仕事を誰もちゃんと知らないからです。
実際に薬剤師の仕事は医療的にもとても重要な役割をしているのですが、一般の方にはその仕事を知ってもらえる機会がほとんどありません。
薬剤師は誰にも評価されないのに自分たちの仕事を淡々とこなしているのです。
ある意味プロフェッショナルですよね(笑)
薬剤師の仕事の内容を正しく理解してもらえれば薬剤師の素晴らしさが分かってもらえるので、「称賛されない」「縁の下力持ち」と思われている薬剤師の仕事の内容について以下で詳しく解説していきます。


アンサングシンデレラ:薬剤師は影の主役です


医師や看護師がドラマになるケースはとても多いですが、薬剤師は普段はあまり表に出てきて活躍するイメージはありませんよね?
実際のところ現場でもあまり薬剤師がスポットライトが当たる事は少ないです。



そういえば薬剤師がドラマに出てくることがなかったかも?
薬剤師は薬物治療を最適におこなえるように医師に助言したり、副作用が出ないように未然に防いだりすることが主な仕事です。
だから患者さんから直接感謝されることはあまり多くありません。
しかし裏ではとても重要な役割をこなしているんです。
患者さんの手元に届く頃にはすべて薬のチェックがすべて完了しています。
そのため、みなさんは当たり前のように薬を飲んだり使用したりできるのです。
薬剤師がいなければ薬の相互作用などの確認が不十分なので安心して薬を使えななくなります。
アンサングシンデレラ:病院薬剤師の仕事はハードです


薬剤師の職場は調剤薬局とか病院とか製薬会社などさまざまなところがありますが、ドラマでは病院が舞台となっています。
病院薬剤師の仕事はやることがたくさんあり思った以上にハードです。
薬剤師の仕事は大きく分けると以下のような業務をしています。
- 外来調剤・入院調剤
- 注射薬混合業務
- 製剤業務
- 医薬品情報業務
- 病棟薬剤業務
- 救命救急業務
ちょっと難しい言葉が並んでしまいましたが安心してください。
詳しくは以下で解説します。
外来調剤・入院調剤
外来調剤や入院調剤はその名のとおり患者さんのお薬を調剤する仕事です。
調剤といっても様々な内容がありお薬の取り揃えるだけでなく、お薬をひとまとめにする一包化と呼ばれるパッケージ包装にしたり、数種類の薬(粉、シロップ、軟膏など)を混合して容器につめたりします。



薬剤師のイメージってこんな感じだよね!
調剤室にこもって薬を調合してそう。
調剤はそれだけではなく、お薬の飲み合わせや重複投薬のチェックそしてアレルギー歴や副作用歴の確認までが含まれます。


注射薬の混合業務


病院内で使用する注射薬を混合する業務もあります。
注射薬や点滴などを混合しますが、直接血管内にお薬が入るので衛生面には十分に配慮して注射薬の混合が行われます。



点滴は看護師さんのイメージでした。
薬剤師さんが作っているなんてビックリです。
入院中は患者さんの体調も刻々と変化していきますので、それに合わせて体調を確認しお薬の量や種類の調整を医師と相談しながら行います。
その他に取り扱いにとても注意が必要な抗がん剤などの調整や混合などもおこなったりします。
注射薬は混合するといけない組み合わせなども多数存在するので、薬と薬の配合変化などをチェックをすることも重要な仕事です。
製剤業務


病院薬剤師は市販されている医療用医薬品では患者さんに対応が難しい場合、その薬を違う剤形などに調整する業務があります。
患者さんに状態に応じで適切に薬が投与できるように、坐薬にしたりシロップにしたり目薬や点鼻液など様々な剤形に作りかえるため幅広い知識が必要となります。
医薬品情報業務
病院では内服薬はもちろん注射剤、点滴薬、消毒薬、検査薬などさまざまな医薬品を使用します。
その医療用医薬品を適正に使用できるように薬の使い方や投与量など医師や看護師など他の職種の方に説明したり情報を提供する仕事もあります。



薬剤師って患者さんだけじゃなくて、お医者さんにもクスリの説明をすることがあるんですね!
また、医薬品を使用して副作用などの健康被害が発生した場合は国に副作用の報告をしなければいけません。
薬剤師はお薬に関する膨大なデータを集めているので、お薬を安全に使用できているのは実は薬剤師のおかげとも言えます。
病棟薬剤業務
病院薬剤師は各病棟に配属され、医師や看護師などと一緒に働いて患者さんの治療にあたります。
入院している患者さんの体調や薬の効き目などを確認して、個々の患者さんにあった薬の量を調整したり服用しやすいようにアドバイスをしたりします。
患者さんの状態を診るのは医師や看護師だけではありません。薬剤師も患者さんのところにいってきちんと病状を確認しに行きます。
また、病棟に常に配属されているため薬の相談を医師や看護師の方から受けることが多いので「歩くお薬辞典」のような存在です。



薬剤師に人って何でも知っていそうですよね
救命救急業務


薬剤師にも救命救急業務があり事故や急変などで運ばれてきた患者さんに対応します。
救急車で運ばれてくる患者さんには意識がありません。
いつも飲んでいる薬などが治療に影響することもありますので服用中の薬のチェックが必要となります。
また薬物中毒で運ばれてくることもあり、服用した薬の種類や量などをすばやく確認して医師に治療方針の提案などをします。



救急の現場でも薬剤師さんは大活躍ですね!
救急搬送の際にお薬手帳をもっていると確認が素早くできるため、一刻を争う時にはお薬手帳をもっているかいないかで生死を分けることもあります。
【何のため?】お薬手帳の必要性を感じない人の為に薬剤師が教えます。(ブログ)
アンサングシンデレラ:薬剤師の魅力について


普段はあまり称賛されることのない薬剤師ですが魅力もたくさんあります。
薬剤師の魅力は以下の通りです
- 薬を通して患者さんに向きあえる
- 医薬品に関してプロフェッショナル
- 収入が安定していて転職なども有利
- 薬剤師は女性が活躍しやすい仕事である
- 医薬品のミスなどを未然に防ぐための最後の砦
- 患者さんや他の医療職からは知識人と思われている
病院に勤めている場合は、最先端の治療にも関われるのでとでもやりがいがあります。
ドラマでは縁の下の力持ちなんて言われていますが、薬剤師の業務はまさにそのとおりでスポットライトを浴びることは多くありません。
AIの登場で薬剤師はなくなる職業だと言われていますが、そんなことはありません。
むしろ薬剤師の業務はどんどん増えています。
働き方改革の一環で医師の負担を減らすために、業務のタスクシフトも行われつつあります。
薬剤師の仕事は薬を渡すだけの仕事ではなくなり、薬を投与したあとの患者さんの状態の把握(モニタリング)をして適切に処方設計が出来るように医師と共同して働いていくことになります。
【何故?】薬剤師が症状をいちいち聞いてくる理由(ブログ)こちらも参考にしてください。
これまで以上に責任が重大となりますが、それだけやりがいもありますし患者さんや他の職種の方に感謝される機会も多くなってきます。
今回ドラマ化されたことにより薬剤師が注目され、多くの人たちに薬剤師の本当の魅力がわかってもらえたと思います。



今後の薬剤師の仕事に期待がかかっている証拠ですね。
アンサングシンデレラ:薬剤師になるためには?


薬剤師になるためには6年間薬学部で勉強して卒業したのちに、薬剤師国家試験に合格する必要があります。
薬学部は国公立と私立大などにあり偏差値などはさまざまですが、学校によって大学の卒業率(進学率)や国家試験合格率などが違います。
薬剤師になるためにはたくさん勉強をしなければなりませんが、ぜひ自分にあった大学を選びをしましょう。
薬剤師になるための大学の費用などはこちらの記事に詳しく書いてあります。


【アンサングとは?】病院薬剤師の仕事と魅力について(まとめ)
アンサングの意味と病院薬剤師の仕事と魅力についてお伝えしました。
今回の記事を簡単にまとめると
- アンサングの意味→「(英雄などとして)称賛されない」
- 薬剤師に当てはめると「縁の下の力持ち」のような意味合い
- 薬剤師が称賛されないのは薬剤師の仕事内容をちゃんと知らないから
- 実際の業務も薬剤師は影のヒーローという感じであまり表に出てこない
- 病院薬剤師の業務はたくさんあるあり、それだけやりがいがあるし魅力がある
- 薬剤師になるためには6年間の薬学部を卒業し薬剤師国家試験に合格すればなれる



薬剤師ってとっても素敵な職業ですね!
薬剤師がいてくれるおかげて安心して薬を使えるようになっているし、医薬品による健康被害から守ってくれるのも薬剤師の働きがあってこそです。
本記事で薬剤師の仕事内容と魅力について少しでも理解して頂ければ幸いです。


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