「毎日同じ作業の繰り返しでおもしろくない」
「薬剤師としての存在意義がわからなくなってしまった」
このように薬剤師の仕事がつまらないと悩んでしまうことはありますよね。
そこで今回は以下のことをお伝えします。
・薬剤師の仕事がつまらない理由
・薬剤師がやりがいを見つける方法
・薬剤師の仕事がつまらないと感じたときの改善方法
この記事を読めば、つまらなく感じていた薬剤師業務を見直すきっかけになり、今後はやりがい見つけられます。
毎日が単純作業で苦痛に感じている薬剤師は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
薬剤師の仕事がつまらない9つの理由
薬剤師として働いていても、あまりやりがいが感じられなくて、つまらないと思ってしまうことがあります。
薬剤師の仕事がつまらないと感じるのは大きくわけて以下のような9つの理由があります。
薬剤師の仕事がつまらない9つの理由!
- 1. 調剤作業の繰り返しで業務が単純
- 2. 薬剤師の地位が低いと感じている
- 3. 薬剤師は年収が低いのでお金持ちになれない
- 4. 薬剤師の存在意義がわからない
- 5. 患者さんのために丁寧に服薬指導をしたら医師に怒られた
- 6. 結局は医師の権限が頂点にある医療構造
- 7. 職場の環境や会社の給料や待遇など不満がある
- 8. スキルアップが見込めないと思ってしまう
- 9. 自分自身に原因がある
それでは順番に解説していきます。
1.調剤作業の繰り返しで業務が単純
薬剤師の仕事がつまらないと感じるのは調剤業務の繰り返しで業務が単純あることが原因です。
薬剤師という国家資格を持って仕事をしていますが、実際の作業は調剤・監査・投薬の繰り返しだからです。
毎日同じルーチンで仕事をしていると、どうしても飽きてしまいます。

1秒でも早く患者さんに薬を渡せるように仕事をしていると、調剤マシーンのようで嫌になってしまいますよね
調剤自体があまり変化のない仕事が多いためつまらなく感じてしまうのです。
2.薬剤師の地位が低いと感じている
薬剤師の仕事がつまらないと思ってしまうのは薬剤師の地位が低いと感じているからです。
薬剤師は国家資格も持っており社会的にも信頼されている医療職ですが、現場で働いている薬剤師は地位が高いとは思ってないからです。
その理由は以下の3つです。
- 医師には意見しにくい社会的な構造
- 日本はアメリカと違い薬の裁量権(処方権)がない
- 看護師やリハビリなどほかの医療職にくらべて感謝される機会が少ない
このように、実際に仕事をしていても薬剤師の判断でできることが少ないと感じている薬剤師が多いです。
そのため、薬剤師は地位が低いと思ってしまうのです。
3.薬剤師は年収が低いのでお金持ちになれない
薬剤師は年収が低いのでお金持ちにはなれないと思っていることが原因です。
薬剤師は国家資格なので収入は安定していますが、けっして高額な年収ではありません。
ほかの医療職や一般のビジネスパーソンの平均年収は以下のとおりです。
平均年収の比較
- 薬剤師の平均年収:543.5万円
- 医師の平均年収:1,240万円
- 看護師の平均年収:482.9万円
- 一般のビジネスパーソンの平均年収:441万円
医師の平均年収は突出していますが、薬剤師の年収は低くはありませんがそれほど多くないことがわかります。
また薬剤師はキャリアアップを重ねても年収はおおよそ800万円くらいで頭打ちになってしまいます。
薬剤師はあまりお金に困ることはあまりありませんが、お金持ちとはいえない職業なので仕事をしていてもつまらないと感じてしまうのです。
4.薬剤師の存在意義がわからない
薬剤師の仕事をしていて「自分ってなんのために仕事をしているのだろう?」と存在意義がわからなくなってしまうことがあります。
実際に仕事をしている患者さんやご家族から下記のような対応をされると傷ついてしまいます。
患者さんからこのようなことを言われるとツライ
- 薬剤師は黙って薬だけ出せばいい
- 医師から説明を聞いたから薬剤師の説明はいらない
- いちいち症状を聞いてくるから薬剤師はうざい
- 無言で何も話してくれない
薬剤師の業務中はこのようなことが少しではなく、かなりの頻度で遭遇します。
そのたびに薬剤師はやる気を失ってしまいます。
こういった理由から薬剤師の存在意義がわからなくなり仕事に面白みを感じることができなくなるのです。
5.患者さんのために丁寧に服薬指導をしたら医師に怒られた
患者さんのために、丁寧に服薬指導をしたのに逆に医師に怒られてしまい仕事がつまらないと感じます。
患者さんにしっかりと薬のことを理解してもらおうと、薬の作用や副作用、他の薬との影響などを丁寧に教えたらDrに「余計なことまで説明するな!」と怒られてしまうことがあります。
医師は自分の意図としていない薬効や副作用を説明されて患者さんに不安をあたえてしまうことを懸念しているからです。
患者さんに副作用を伝えて重大な問題が起きないようにするのが薬剤師の役目です。



医師に怒られたら、薬剤師ってなんだろう?と、思ってしまいますよね・・・。
きちんと説明したのに怒られるなんて理不尽すぎます。
一生懸命に薬剤師として頑張っているのに怒られるとつまらないと感じてしまうのも無理はありません。
6.結局は医師の権限が頂点にある医療構造
薬剤師はプライドをもって薬をとおして患者さんに向き合っています。
しかし医師が頂点にいる医療構造のせいで仕事にやりにくさを感じています。
現在は患者さんを中心においてチーム医療として多職種がかかわっていくようになっていますが、実際は医師が頂点としたピラミッド構造のままあまり変化していません。
最終的には医師の指示や判断がないと動けない(点数を算定できない)ことが多すぎるのです。
以下のことも医師の指示や確認が必要です
- 一包化
- 後発品から先発品へ変更
- 在宅訪問
- 残薬の調整
- 投薬後の服薬情報提供料の算定
上記のことくらいは薬剤師の判断でてきてもよいと思っている人は多いです。
患者さんのために上記のことやそれ以外のことで医師に疑義照会をしても却下されてしまうことがあり、モチベーションがおちてしまうことがよくあります。
結局のところ医師が頂点にいる医療構造のせいで薬剤師のつまらないと感じてしまうのです。
7.職場の環境や会社の給料や待遇など不満がある
職場の環境や給料・待遇の面で不満を感じていると仕事がつまらないと感じてしまいます。
職場に不満を感じやすい原因は以下のものが挙げられます。
薬剤師が職場に不満を感じる5つの原因!
- 一生懸命やっているのに給料があがらない
- いつまで立っても評価してもらえず昇進できない
- 職場の人間関係が最悪
- 社長や上司の考え方についていけない
- 有給をまったく使わせてもらえない
このように職場の不満があると仕事に集中することができません。
仕事に集中できずに職場の不満のことばかりを考えていると、いつのまにか「職場がつまらない」=「薬剤師の仕事がつまらない」と変化してしまいます。
薬剤師の仕事がつまらないと感じるのは職場がつまらないという可能性が非常の大きいのです。
8.キャリアアップが見込めない
薬剤師は勉強熱心な人がおおいですが、どんなにスキルが上がってもキャリアアップにつながらないことが原因です。
薬剤師は専門の分野も多岐に渡っており、さまざまなジャンルで活躍ができます。
しかし、どんなに活躍をしてもそのスキルは一般業務の延長でしかなくそれ自体が大きな報酬を生むことはありません。



転職をすることによって多少の年収アップは見込めますが、あまり大きな期待しないほうがいいでしょう。
特定の分野を極める人は「通常の業務+自分の趣味」くらいの感覚でやっているので、ほぼボランティアに近い感じとなります。
給料がさほど増えるわけでもなく、仕事量が増すだけになってしまいがちです。
おおきなキャリアアップはできないので薬剤師の仕事に魅力を感じにくくなってしまうのです。
9.自分自身に原因がある
薬剤師の仕事がつまらないと感じるのは自分自身に問題がある場合もあります。
「どうせ薬剤師なんか大したことない」「自分はただの調剤マシーンだ」など偏った考え方で日々の業務をこなしていることが原因です。
薬剤師として仕事をする以上、プライドをもって働かなくてはいけません。
積極的に自分から薬剤師の面白みを探す努力をしていない可能性があります。



あなたの周りにイキイキと仕事をしている薬剤師はいませんか?
自分から薬学について学んだり、尊敬できる先輩をさがしていないことが薬剤師がつまらいと思ってしまう原因になります。
薬剤師がつまらないと感じたら試して欲しい7つの改善方法
実際に薬剤師がつまらないと感じている場合は早めに対策をしたほうがよいです。
中途半端な気持ちで仕事をしていると患者さんや周りの人に迷惑がかかってしまいます。
ボーッと仕事をしていて調剤過誤でも起こしてしまったら大変です。
薬剤師がつまらないと感じたときに改善する方法は以下の6つです。
薬剤師がつまらないと思ったらするべき7つの対処法!
- 1. いまの職場で上を目指してみる
- 2. 自分の行動や考えかたをかえてみる
- 3. 店舗の異動や人事の異動をお願いする
- 4. 薬剤師転職エージェントに相談してみる
- 5. 思い切って転職も視野に入れる
- 6. フリーランス薬剤師という選択肢もある
- 7. 薬剤師をやめて他の仕事をする
1.いまの職場で上を目指してみる
薬剤師がつまらないと感じてしまったら、いまの職場で上を目指す方向にシフトすることで対処できます。
患者さんのためにという気持ちよりも、会社や職員のために仕事を頑張ったほうが自分のモチベーションを維持できる人がいるからです。



管理者や経営者として人をマネジメントすることにやりがいを感じることも多いです。
そのため、社内の人間関係をよくしたり経営状態を改善するなど一般の薬剤師とは違った働き方をすることで面白みを感じることができます。
現在勤めている職場で上を目指すためにできることがないか探してみましょう。
2.自分の行動や考えを変える
自分の行動や考え方を変えるもの大切です。
普段仕事をしていると、どうしても受け身の姿勢で自分から何かを始めようをいう気がおきません。
受け身の姿勢では仕事がマンネリ化してしまい仕事がつまらないと感じてしまいます。
「何か患者さんのために新しいサービスは提供できないか?」「もっと効率のよい仕事ができないか?」など、自分の行動を今までと変えてみることが大切です。



新しいことに挑戦することで自分に考え方も変わってきますよ!
薬剤師の仕事がつまらないときは、自分の考えを変えて新しい発想で行動するのがおすすめです。
3.店舗異動・部署異動などの選択
薬剤師の仕事がつまらないときは店舗異動や部署を変えてみるのもおすすめです。



ずっとおなじ職場にいると新鮮味が落ちて、飽きてしまいますよね。
そのほかに人間関係の悪化や、自分にあっていない仕事内容のせいでつまらないと感じでしまうことがおおいので、上司に思い切って他店舗に異動願いをだしてもらいましょう。
新しい環境に行くことで、心機一転頑張ろうという気持ちになりやりがいやモチベーションが復活します。
4.転職エージェントに相談してみる
上司や仲間に相談できないときは、一人で悩まずに転職エージェントの相談してみましょう。
薬剤師転職エージェントは過去にも同じような悩みをもった薬剤師と関わっているので、さまざまな解決法などを知っています。
転職エージェントは、薬剤師が理想的な環境で働けるようにアドバイスすることがお仕事です。



転職エージェントと聞けばすぐに「転職」を思い浮かべるかもしれませんがそんなことはありませんよ!
無料なので相談だけでもしてみるべきです。
転職をしなくても、いまの職場でやりがいをもって楽しく続けられるように助言をたくさんしてくれます。
薬剤師がつまらない、つらいなどと感じたときは一人で考えずに薬剤師転職エージェントに相談してみましょう。
5.思い切って転職を検討する
薬剤師の仕事がつまらないと思うときは思い切って転職をしてみることをおすすめします。
職場での人間関係の悪化や、給与や待遇面での不満などは同じ会社に居たままではどうやっても解消しないからです。
不満をかかえたまま仕事をしていても楽しいと思えることはないでしょう。



思い切って転職をすれば給与や待遇の面で、今よりも大幅によくなる可能性がありますよ!
転職して年収があがればやる気も回復し、薬剤師の仕事がつまらないと思うことはなくなるでしょう。
もし転職をするなら「ファルマスタッフ」がおすすめです。
案件数や実績は申し分ありません。
親身になって相談に乗ってくれるので、今よりも待遇のよい薬局に転職できる可能性が高くなります。


6.薬剤師をやめてほかの仕事をする
どんなに頑張っても薬剤師の仕事がつまらないと思ってしまうひとは、薬剤師をやめてほかの職種に転職しましょう。
薬剤師の仕事が向いていないのに無理して続ける必要はありません。
もしやりたいことがはっきりしているなら薬剤師をやめてチャレンジしてみるのもよいです。



薬剤師の免許や経験が消えてしまうわけではありません。
むしろその経験を生かして成功できる可能性もありますよ!
万が一、新しい職種で失敗したとしてもすぐに薬剤師としてやり直すことができるので、ほかの人よりは恵まれています。
薬剤師をやめてほかの職種に転職しても薬剤師としての知識のかけあわせで、あなた独自のジャンルを切り開ける可能性があります。
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7.フリーランス薬剤師という選択肢もある
薬剤師の仕事がつまらないと感じるなら、フリーランス薬剤師になる方法もあります。
フリーランス薬剤師は短〜中期の仕事がおおいので、常にあたらしい環境で働くことができます。
また、薬剤師の仕事のほかに自分のやりたいことを自由にできる柔軟性もあります。
仕事とプライベートのメリハリもつけやすいのでおすすめの働き方です。
フリーランス薬剤師の詳細については別記事で紹介していますので、そちらの方もあわせてご覧ください。
▼フリーランス薬剤師のすべてがわかる!▼




薬剤師のやりがいを再確認することが大事
薬剤師は医療従事者として立派な資格をもって仕事をしています。
普段仕事をしていると忘れてしまいがちですが、薬剤師のやりがいとは以下のようなものがあります。
薬剤師のやりがいを感じる場面は以下の5つ
- 1. 患者さんに感謝されたとき
- 2. 患者さんの健康や命に関わる仕事している実感をもったとき
- 3. 自分を頼りに相談にきてくれたとき
- 4. 職場で適正に評価されたとき
- 5. 医師やほかの医療職とうまく連携できたとき
このように薬剤師には、たくさんのやりがいがあります。
それではそれぞれを詳しくみていきましょう。
1.患者さんに感謝されたとき
薬剤師は患者さんに直接「ありがとう」と言われたときに、いちばんやりがいを感じます。
薬剤師は調剤・監査・投薬がメインの仕事で直接的に患者さん何かするわけではないため、感謝されることが少ないからです。
しかし、薬の併用薬に気がついて疑義照会で変更したり、薬の副作用を発見して医師に報告したときはとても患者さんに感謝されます。



併用薬や副作用に気がついたときは、患者さんに信頼されます。
患者さんにありがとうと言われたときは、薬剤師をやっていてよかったと思うことができます。
普段、当たり前にやっていることが、患者さんのためになっていることを思い出しましょう。
2.患者さんの健康や命に関わる仕事している実感をもったとき
普段は何気なく仕事をしていても、「患者さんの健康や、命に関わる大事な仕事をしている」と実感したときに、薬剤師のやりがいを感じます。
薬は患者さんの健康を維持したり、病気を治すためには大事なものです。
薬をただのモノとして扱ってしまいがちですが、ミスを犯してしまったら患者さんの健康や命に大きな影響を与えてしまいます。
薬剤師はとても重要で責任感のある仕事をしているのです。



薬剤師がきちんと薬の説明をして患者さんの病気が改善していけばうれしいですよね。
薬をとおして患者さんの病気にかかわっていることを実感したときに、つよいやりがいを感じます。
3.自分を頼りに相談にきてくれたとき
薬局で働いていると、自分の名前を指名して患者さんが相談に来ることがあります。
そのようなときは、薬剤師としてとてもうれしく思います。
患者さんが名指して相談に来るということはあなたのことを信頼している証です。



薬剤師として患者さんに信頼されるということは、何よりもうれしいことですね!
ときには、「薬のことはお医者さんよりも薬剤師さん」といってくれる患者さんまでいます。
ここまでの薬剤師になれると、本当にやりがいを感じます。
4.職場で適正に評価されたとき
薬剤師として一生懸命に働いたときに、職場で適正に評価されたときはやっててよかったとやりがいを感じます。
自分の働きが認められると、もっと頑張ろうという気持ちになり仕事が楽しくなってくるからです。
逆に一生懸命にやっても何も評価されない、仕事をあまりしていない周りの人と同じ評価が続いてしまうとやる気をなくしてしまいます。
上司やスタッフなどから「最近頑張ってるね!」「君のおかげで助かっているよ」と声をかけてもらうだけでもモチベーションがあがってきます。
5.医師やほかの医療職とうまく連携できたとき
患者さんの治療に関して医師に提案したことが許可されたときや、看護師さんとうまく連携できたときはすごくやりがいを感じます。
薬剤師はほかの医療職と違って、一歩引いたところから患者さんを見ていることが多いですが、いざとなったら前に出て医師や看護師に相談や提案をします。



チーム一丸となって患者さんを治療している実感が湧くととてもやりがいを感じます。
実際に患者さんの副作用を発見してDrに処方変更の提案をしてそれがうまくいったときや、看護師と連携して患者さんの服薬管理などができたときはやりがいを感じるでしょう。
薬剤師の仕事がつまらない時にやりがいを見つける方法
薬剤師の仕事がつまらないと思いながら仕事をするのはツライです。
そんなときはもう一度薬剤師のやりがいを見つける努力をしてみましょう。
薬剤師のやりがいを見つけるおすすめの方法は5つあります。
薬剤師のやりがいを見つける5つの方法!
- 1. 上司や先輩に相談してみる
- 2. もっと患者さんに向き合ってみる
- 3. 各種のセミナーや勉強会に参加してみる
- 4. もう一度自分のやりたいことを考えてみる
- 5. 薬剤師としてさまざまなフィールドを試してみる
上記のような方法でやりがいを見つけることができます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
1.上司や先輩薬剤師に相談してみる
薬剤師としてやりがいを失ってしまったらまずは上司や先輩薬剤師に相談してみましょう。
上司や先輩の薬剤師も同じような経験をしてきた可能性が高いからです。
その時に「どのように考えていたのか?」「どうやって乗り越えたのか?」などを教えてもらうと必ずよい答えが見つけられます。



尊敬している薬剤師などに聞いてみるといいですよ!
過去に経験した人のアドバイスには重みがあります。
やりがいがみつけられない、薬剤師の仕事がつまらないと感じたら上司や先輩の薬剤師に必ず相談しましょう。
2.今まで以上に患者さんに真剣に向き合ってみる
薬剤師としてやりがいを見つけるために、とことん患者さんに向き合ってみることが大切です。
今まで以上に真剣に患者さんに向きあっていくことで、薬剤師として新しい気付きが得ることができます。
「もっと患者さんためにしてあげたい」「信頼を得られるようにするためにはどうすればよいのか?」などを考えていくうちに薬剤師としての関わりかたに幅が広がっていきます。



患者さんのために新しい知識を勉強したり、専門的な資格をとったりすることも必要になります。
一生懸命に患者さんのために頑張っていると患者さんからも信頼されて、薬剤師は面白い、やりがいがあると感じてくるでしょう。
3.各種のセミナーや勉強会に参加してみる
いろいろなセミナーや勉強会に参加することで、興味のある分野がみつかる可能性があります。
薬剤師にもさまざまな資格があるのでそれを極めてみると強いやりがいを感じます。
例えば以下のような勉強会などがあります。
専門的な薬剤師の資格(一例)
- 漢方認定薬剤師
- 実務実習認定指導薬剤師
- がん専門薬剤師
- 感染制御認定薬剤師
- プライマリ・ケア認定薬剤師
- 糖尿病療養指導士
- 小児薬物療法認定薬剤師
※ほかにもたくさんの資格があります。
上記のようなさまざまな認定資格や勉強会があります。



あなたが学んでいて楽しいジャンルを見つけることが大切です。
研修会に参加することであなたが憧れる薬剤師に出会える可能性が高くなります。
尊敬する薬剤師を見つけて目標にすると一生懸命に仕事や勉強に励むことができるので仕事が楽しくなるでしょう。
4.もう一度自分のやりたいことを考えてみる
薬剤師としてやりがいを感じなくなってしまったときは、もう一度初心に帰って自分のやりたかったことを思い出してみましょう。
薬剤師になりたてのころは、患者さんために役に立つ仕事がしたいと思っていたはずです。
過去の自分に戻ってもう一度といかけてみるとよいでしょう。
また、これから自分がやってみたいことを紙にすべて書き出すという作業も効果的です。



やってみたいことなどをすべて紙に書き出してみましょう。
頭の中が整理されて客観的に自分を見つめ直すことができますよ!
薬剤師の仕事にやりがいを見つけるためには、「薬剤師としてやりたかったこと」「自分にできること・できないこと」などを書き出してもう一度考えてみましょう。
5.薬剤師としてさまざまなフィールドを試してみる
薬剤師の仕事がつまらない、やりがいが感じないならほかのフィールドに挑戦してみましょう。
現在あなたが働いている仕事が向いていない可能性が十分にあります。
もっと活躍できる場所であればやりがいがないと感じることはないでしょう。
思い切って違うジャンルを試してみるのもおすすめです。
思い切ったジャンル変更もおすすめです!
- 調剤薬局→MR
- 病院→ドラッグストア
- MR→在宅薬剤師
- 公務員薬剤師→派遣薬剤師
- 管理薬剤師→一般薬剤師
自分自身では無理と思っていても実際はそっちの方があっていたという場合があります。
同じ薬剤師でもまったく違うジャンルなどに挑戦すると新しい自分の可能性を発見できます。
薬剤師にやりがいをみつけるために違うフィールドを試してみることも検討してみましょう。


ガマンは禁物!薬剤師をやめる選択肢もあり
上記のことを試しても薬剤師の業務はつまらないと思うなら、無理をして続ける必要はないでしょう。
やりたくもない仕事を続けることは、あなたの人生にとってよくないからです。
無理に仕事を続けることでストレスがたまったり、精神的に病んでしまったら元も子もありません。



思い切って違う仕事をするか、業務の量を減らしてみましょう。
いきなり辞めるのが不安なひとは、まず仕事の量を減らすのがおすすめです。
仕事を減らした時間を使って、仕事とは違う生きがいを見つけることが大事となります。
違うところに目を向けることで、気持ち的にもかなり余裕が生まれてきます。
「薬剤師の仕事がつまらない」「これ以上無理」と感じたら、薬剤師を辞めるか仕事の量を減らすなどして、無理をしないことが大切です。
▼薬剤師でもいろんな働き方ができる!▼


まとめ:薬剤師のやりがいが感じられないなら違うフィールドにチャレンジしてみよう。
薬剤師として毎日同じ作業の繰り返しをしていると、つまらないと感じてしまうものです。
そののときは自分から積極的に新しいことに挑戦したり、尊敬する薬剤師がどんなことをやっているのかを見てみましょう。
それでもうまく脱出できない場合は、ほかのフィールドにチャレンジしてみるとよいでしょう。
・薬剤師の仕事がつまらないのは毎日単純作業をしているから
・初心にかえって薬剤師のやりがいを思い出してみる
・無理をして今の環境にとどまっている必要はない
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