「今日も薬局に行きたくない、涙がでてくる」
「出勤することを考えると、気持ちが落ち込んでしまう」
と思うことはありませんか?
毎朝、出勤する時にモチベーションが上がらなくて、仕事を休みたいと思ってしまいますよね。
私も同じような状況を何度も経験したのでわかります。
では薬局に行きたくない思った時はどうすれば良いのでしょうか?
- 薬局に行きたくない時の7つ対処法
- 薬局に行きたくない本当の理由
- これからの人生を楽しむために考えるべきこと
について詳しく解説します。
この記事を読めば薬局に行きたくない気持ちを整理できて、自分らしく、そして楽しく働けるようになります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
薬局に行きたくないときは誰でもある
朝起きて、今日も出勤かぁとテンションが下がってしまうことはありますよね。
どんな薬剤師でも一度は「今日は薬局に行きたくないなぁ」と思うことはあるでしょう。
薬剤師の仕事も、楽しいと思える時期もあれば、つまらないと思ってしまう時期もあります。
気分が乗らない日もあれば、モチベーションが下がっている時もあるのです。
薬局に行きたくないと思う気持ちはどうにもできません。
だから、あまり気にする必要はありません。
ほとんどの人が毎日楽しく過ごしている訳ではないんですよ。
仕事なんかしたくない!と、思いながら出勤しているのです。
「薬剤師だから特別」ということではありません。
といっても、薬局に行きたくない気持ちが続くのはつらいものです。
薬局に行きたくないと感じた時は、薬局を転職すると解決する場合が多いですよ。
新しい職場に移ることで、今までの悩みから開放されることがほとんどだからです。
仕事に行くのがつらいと感じるなら、一度、転職のプロに相談してみると良いかもしれませんね。
薬局行きたくない時の対処法は6つ
薬局に行きたくない時に試して欲しい対処法がいくつかあります。
転職を考える前に上手に活用して、日々の辛さを少しでも緩和してみるのも良いでしょう。
下記で詳しく紹介しますので、それぞれ確認してみてください。
①今日は素晴らしい日だと思う
朝は誰でもテンションが低いものです。
特に月曜日の朝となると、薬局に行きたくないと思う薬剤師は大勢います。
そんな時は本当に思っていなくてもいいので「今日は最高の1日になりそうだ」「きっと楽しいことがあるに違いない」そのように心の中でつぶやいてみましょう。
できるなら、きちんと声に出して喋った方が効果的です。
プロスポーツ選手でもメンタルトレーニングの一環で「自分は金メダルを取れる」「大会で新記録をだす」など日々言葉にすることで実際に目標達成している選手もすくなくありません。
それと同じように「今日もいいことがありそうだ」というポジディブな言葉を発していれば、脳が錯覚して楽しい気分に変換してくれるのです。
②無理に人間関係を良くしようと思わない
薬局に行きたくないのは、人間関係が影響していることも少なくありません。
・薬局長にガミガミ言われるのがしんどい
・先輩薬剤師は意地悪してくる
・薬剤師と事務の仲が悪い
このように、人間関係が悪いせいで薬局に行きたくなくなってしまいます。
しかし、無理に仲よくしようとか、今の状態を改善しようと思わなければ少しは気分が楽になりませんか?
自分だけ頑張ろうとするから、辛く感じてしまうのです。
あんまり深く考えないように、淡々と業務をこなしてくるくらいのイメージの方が、薬局に行きたくない気持ちを軽減できるでしょう。
薬局の人間関係に悩んでいる人は「【最悪】薬局の人間関係が「しんどい」と感じる5つの理由と改善方法を紹介!」も参考にしてみてください。
③仕事を休む
上記では、ポジティブもしくはあまり意識しないようにお伝えしましたが、それでも薬局に行きたくないと思ってしまうものですよね。
たぶん、ほとんどの人がそうでしょう。
自分で我慢できることは十分してきたし、変えられるものは変える努力もしてきています。
それならば、選択肢は1つ。
「仕事を休む」
1日でもいいし、数日間仕事から離れてみましょう。
もしかすると、精神的に限界を迎えているかもしれません。
我慢し続けると、体によくないし、うつ病になってしまう可能性もあります。
どうしても薬局に行きたくないと思ったら、無理せず薬局をお休みするのがよいでしょう。
④自分にご褒美を与える
薬局に行きたくない自分を奮い立たせるのに、ご褒美を設定するのも有効です。
・今日の仕事が終わったら美味しいご飯を食べよう
・今週頑張ったら旅行に出かけよう
・1ヶ月頑張ったので、ブランドのバッグを買おう
何でもいいです。
自分のモチベーションが上がるように、調整してみましょう。
考え方次第ですが、先に高額なものを買ってしまって後から頑張るという戦法も有効です。
(先にローンで大好きな車を買ってしまうとか)
⑤なぜ行きたくないのかを考える
なぜ薬局に行きたくないのかじっくり考えてみましょう。
頭で考えていてもうまく整理されないので、紙などに書き出してみるのがおすすめです。
・薬局に行きたくないのはなぜか?
・今はどんな心境なのか?
・人間関係はうまく行っているのか?
・仕事は楽しいのか?
このように、問題点に対して答えを思いつくままに書き出してみると頭が整理されてスッキリします。
「ゼロ秒思考」という書籍はご存知でしょうか?
赤羽雄二氏の本で、A4の紙にメモを決められた時間内に書いていくという内容の本ですが、実践した後は思考のスピードが速くなり、問題点も整理されるのです。
悩んでいる時に使うと、これをやると頭がスッキリして気分が良くなるので是非試してみてください。
⑥転職する
薬局に行きたくないと感じるなら、転職をすることで解決することが多いです。
なぜなら、薬局に行きたくない理由のほとんどが、薬局内のトラブルだからです。
- 薬局内の人間関係が最悪
- 薬局長が怖い
- 事務と仲が悪い
- 忙しすぎる
- 給料が安い
- 有給がない
このような理由がほとんどでしょう。
つまり、転職して自分の価値観と合う薬局に就職できれば、薬局に行きたくないと思うことは無いのです。
我慢する必要はないので、早めに転職エージェントに相談しましょう。
薬剤師のほどんどが、転職する時にエージェントを利用するので気にする必要はありませんよ。
ファルマスタッフなら親身になって相談に乗ってくれるので、薬局に行くのがつらいと感じたら相談してみてくださいね。
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⑦薬剤師を辞めて違う仕事をする
薬局に行きたくないと思っている薬剤師は、薬剤師という仕事に向いていない可能性があります。
そもそも仕事がつまらない、思っていた仕事と違った、医療従事者としてのプレッシャーが思いなどです。
薬剤師に向いていないと感じるなら、違う仕事をやってみるのも1つの方法です。
近年、エンジニアなどは人気の職業で、頑張れば収入も薬剤師を超えることが可能です。
薬局に行きたくないと感じてしまった薬剤師は、他の職業に挑戦してみるのも良いでしょう。
例えばエンジニアなどは、薬剤師でもなりやすい職業なので、プログラミングスクールなどに通ってみるのも良いかもしれませんね。
薬局に行きたくないと感じる7つの理由
薬局に行きたくない理由もさまざまですが、大まかに以下のようなものに分類されるでしょう。
意外と自分では気がついていない理由もあるので、確認しておきましょう。
理由がわかると解決策もわかるので対処ができるからです。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
①薬局の人間関係が悪い
薬局に行きたくない原因でもっとも多いのが、人間関係が悪いからではないでしょうか?
私も同じ経験があります。
毎朝「◯◯さんに会うと思うと気分が滅入る」「あの険悪な雰囲気の中では息がつまる」そのように感じて気分が落ち込んでしまうのです。
当然やる気もきないし、仕事を頑張る意欲も湧いてこないですよね。
上記でも軽くお伝えしましたが、人間関係が悪いのは無理に直そうと思っても難しいでしょう。
仕事だからと割り切って、やり過ごすのが得策です。
もし、どうしてもその状況が辛いのであれば、店舗の異動か転職を検討するしかありません。
人間関係のよい職場は探せばいくらでもあるので、いい機会だと思って前に進んでみてはいかがでしょうか。
②薬局が忙しすぎて大変
薬局が忙しすぎて、行きたくないという薬剤師も多いです。
・慢性的な人員不足で、薬歴がどんどんたまる
・外来に加えて、施設や在宅の一包化で休む暇もない
・夕方の臨時処方で帰るのが遅くなる
このような状態を毎日繰り返しているとうんざりしてしまいます。
もうちょっと楽な店舗で働いていたら、行きたくないと思う気持ちもやわらいででくるかもしれませんね。
精神的に余裕を持って働きたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
③薬剤師業務の責任感(プレッシャー)
薬剤師の業務は、患者さんの薬を管理する責任のある仕事です。
万が一、薬を取り違えてしまったとか、併用薬や相互作用を見逃して重大な副作用を起こしてしまっては大問題。
毎日がプレッシャーとの戦いです。
プレッシャーで精神的に疲れてしまうのも無理はありません。
時々、身体と心を休めるためにリフレッシュ休暇をとってみるとよいでしょう。
薬局から少し離れて、自然を満喫したり温泉で疲れを癒したりするだけで、また頑張ろうという気持ちが芽生えてくることもあります。
④薬剤師の仕事自体がつまらない
薬剤師の仕事がつまらなさすぎて、薬局に行きたくないと思っている人もいます。
毎日、同じ作業の繰り返し。
薬剤師としてやりがいもないし、楽しいと思えないと思うこともあるのです。
ほかにも、もっと薬剤師らしい仕事はできるのでは?と考えてしまいますが、今の薬局では向上心や時間もないので、改善できない場合もあるのです。
だから仕事がつまらなさすぎて、薬局に行きたくないと感じてしまいます。
薬剤師の仕事にやりがいを感じなくなってしまっている人は、下記の記事も読んでみてください。
⑤管理薬剤師をやりたくない
薬剤師をやりたくないと思う理由に、管理薬剤師がつらいという場合もありますよね。
自分の責任が重くて、重圧に耐えられなくる場合もあるでしょう。
毎日プレッシャーとの戦いで、精神的に疲労が蓄積してうつになりかける場合もあります。
そんな時は、無理して管理薬剤師を続ける必要はありません。
管理薬剤師を辞めたいと思ったら時にすべき行動という記事もあるので、ぜひ参考にしてください。
⑥在宅をやりたくない
薬局のきつい業務の中に、在宅訪問業務(訪問薬剤師管理指導、居宅療養管理指導)というものがありますよね。
在宅は臨時の薬や、残薬管理などとても大変な業務です。夜間や休日も関係なく呼び出されることもあるでしょう。
そんな業務に疲れ切ってしまった薬剤師も少なくありません。
そのような状態が続くと薬局に行きたくないと思ってしまっても仕方ないですよね。
在宅がつらくて薬局に行きたくない場合の対処法についてまとめた記事もあるので参考にしてくださいね。
⑦他にやりたいことを見つけた
薬剤師の仕事をしているけど、他にもやりやいことがある場合も薬局に行きたくないと思ってしまうでしょう。
例えば、副業で始めたWEBライターや動画編集の仕事が軌道に乗ってしまって、そちらに注力したい。
もしくは、薬剤師をやめてエンジニアになるためにプログラミングの勉強をしたい。
このように、薬剤師以外の仕事に興味が移ってしまって、薬局に行く時間がもったいないと思ってしまうのです。
他にやりたいことがあるなら、一度薬剤師を辞めて他の道にチャレンジしてもいいと思います。
もし、収入的に不安があるならフリーランス薬剤師という選択肢もあるので検討してみてくださいね。
【薬局に行きたくない】これからの人生を楽しくするために考えるべきこと
薬局に行きたくないと思ってしまうのは、今の現状に問題があるからです。
自分の気持ちに逆らって働いているため、かなりの負担がかかっている状態になっています。
一度、薬剤師としての働き方を見直してみることも必要です。
薬剤師としての働き方はもちろん、勤務時間・働く場所・収入など、自分なり整理してみてはいかがでしょうか?
終身雇用の制度が崩れている現代では、正社員に固執する必要はありません。
薬剤師の資格があれば、パートや派遣などでも高収入を維持できます。
さらには、フリーランス薬剤師といってどこにも所属しないフリーの薬剤師(個人事業主)も多くなってきました。
薬剤師としての業務時間を見直せば、自分のやりたいことに時間を割けるし、自分らしさを取り戻すことができるようになります。
薬局に行きたくないという感情が芽生えた時は、働き方について深く考えてみましょう。
まとめ:薬局に行きたくないと思ったら自分の気持ちに正直になってみるべき
薬局に行きたくないと思うことは誰にでもあります。
しかし、その原因をうやむやにしているといつまで経っても解決しません。
時間の無駄になってしまうのです。
連休明けなど一時的に行きたくないと思う時は関係ありませんが、常に毎朝、薬局に行きたくないと考えるならレッドフラッグでしょう。早めに対処しなければ、身体も精神も壊れてしまう可能性もあるのです。
自分の気持ちに素直になって、もっと居心地の良い場所は楽しく働ける職場を探した方が良いですよ。
今よりも良い条件で、働きやすい職場はたくさんあるので、専門家に相談してみてください。
ファルマスタッフなら、薬局に行きたくないときの対処について親身に相談に乗ってくれますよ。
相談も完全無料なので安心してください。
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